過去ログ - 千春「・・・なんなんスかアレ・・・・・・;」 花山「使徒だ。」 千春「シト・・・・・・?;」
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赤いイヤーカフ
[saga]
2012/09/17(月) 02:09:49.96 ID:MmgGKkzg0
サクラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」クスクスッ♪
K「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・;;;」ガタガタガタ
瓦礫を押し退け、埃を掃いながら眼前に現れた[何か]の巨躯。
それが人の物であると認識するの事と、その[何か]の発した言葉が自分に対しての物ではないという事に気付くのに、Kは十数秒の時間を要した。
そしてその認識も、更に数秒後には誤りであったと訂正する事になる。
オリバ「やっと見つけてくれたのだね」フフッ
Kの背後からは眼前の男とは別の声。しかしKは振り向けない。
視線を動かすという行為すら、既に恐怖の対象となっていたのだ。
サクラ「ああ・・・ようやく見つけた・・・」
オリバ「位置ではない物を・・・それ以外の・・・・・・」グググ、グ、グ・・・ッ
サクラ「ああそうだ。・・・・・・私が再発見したのは・・・」スゥ〜ッ・・・
サクラ「君の持つ戦力・・・ッッ」バ オ ッ ッ ! !
座り込むKの真上で突如閃光が発生する。
猛々しい轟音を周囲に叩き付けた光の発生源は、電気や火薬などではない。
発生源は科学変化ではない。
発生源は人体。発光したのは奴らの拳。
二匹の戦闘生物は、互いの間に居るKなどお構い無しに・・・
サクラ「・・・・・・」ヴ ァ ッ ッ ! ! !
オリバ「・・・・・・」 ボ ッ ! ! !
脚を止めての攻防戦を開始した。
弾丸以上に危険な、直径13センチの鉄が如き肉塊の奔流に飲まれ、Kは遂に失禁してしまった。
拳が巻き起こす風と衝撃は、二匹と一人を中心に吹き荒れ、極めて小規模かつ局地的な竜巻を廃れた道路の中央に出現させた。
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