過去ログ - 千春「・・・なんなんスかアレ・・・・・・;」 花山「使徒だ。」 千春「シト・・・・・・?;」
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92:赤いイヤーカフ
2011/10/10(月) 00:39:35.93 ID:WljIjkUS0
午後6時2分
第三新東京市:繁華街


オリバ(ようやく終了か。)


ビルとビルの間。路地裏に通じる壁に囲まれた狭い道で、オリバは携帯の液晶を眺めていた。

液晶には破壊の限りを尽くされた訓練場と、顔面蒼白のミサト。バキからやや離れて佇む三人の少年少女が映っている。


オリバ(ミス葛城には気の毒な状況だったな・・・・・・・・・それにしても一流相手に三対一を要求し、結果手も足も出させぬとは・・・・・・流石はオーガの倅・・・)



三対一。


範馬刃牙専用訓練の後半
バキに再び矛を向けたのは花山薫だけではなかった。

愚地克巳。烈海王。
両氏いずれも一流の拳雄であるが、この二名の加勢にもバキは対応した。

常人には決して見切れぬ速さで繰り出される、突きと蹴りの五月雨。
それを全て必要最低限の動作で回避する。

まるで己を空に消し去るかのように。

闘士三名の放った多種多様の攻撃は、霞に弾丸を撃ち込み、霧に刀を振り下ろすが如き無意味な行為へと変わった。


オリバ(ドクターリツコは不安に思うだろうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヤ、思わんな・・・・・・チルドレン達は戦いの世界のルーキー。見えぬ拳を認識する事など出来はしない。)


パチン


オリバは携帯を閉じ。


ガッ


足元にある、打ち捨てられた月刊誌を掴むと。


ブ  ン ! !



自身の遥か後方に座るホームレスの顔面目掛け、それを投げ付けた。

ゴ シ ャ ッ ! ! !


狙い通りに月刊誌はホームレスの顔面に命中。ホームレスの頭部と共に月刊誌は飛散し、ホームレスの元頭部と混ざりあった。

頭の無いホームレスが宙を舞う。

衝撃で胸ポケットからこぼれた、黒塗りの小型カメラと共に。




オリバ「君達の存在は決して公表されない・・・・・・」クスクス・・・


オリバは狭き道の奥に向け語り掛ける。
道の奥のT字路の両側が、何やらざわついている。


オリバ「つまり何人殺しても構わんというコトだ♪」ニヤア〜



オリバは歓喜した。




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