105:第B話―――レッサー「キス、しましょう」 香焼「・・・・・は?」
2011/08/27(土) 00:17:02.11 ID:IkV3Q35m0
・・・・・寸・・・・
十字と主だけが佇んでいる礼拝堂。掃除のオジさんすら出張ってる。
まるで人払いの結界でも掛けてるんじゃないかというくらい静かな場所に自分はノコノコ入っていった。
用具・雑具置き場となっている倉庫は幾つか在るのだが、一つだけ扉が開いている。多分あそこだろう。
香焼「レッサー?」ギイィ・・・
灰暗い倉庫にポツンと一人、少女が立っていた。
香焼「どうしたの?」
レッサー「・・・・・・、」チラッ
香焼「えっと・・・・・・レッサーさん?」タラー・・・
レッサー「頼み事ですよ。すぐ終わります」ジー・・・
香焼「え、あ、うん。自分に出来る事なら」コクッ・・・
レッサー「・・・・・・、」ジー・・・
香焼「・・・・・・な、何?」タラー・・・
真顔。暫時口を開かなかったが・・・・・・ふと、告げた。
レッサー「キス、しましょう」
・・・・・・は?
レッサー「キスしてください」
香焼「ちょ、え・・・・・・はい?!」ギョッ・・・///
レッサー「・・・・・・、」ジー・・・
いきなり何を言い出すのだ。この御転婆少女は。
レッサー「簡単でしょ」
香焼「え、な、い、いや・・・・・・はぁ!?」
思考が止まりかけた。
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