107:第B話―――レッサー「キス、しましょう」 香焼「・・・・・は?」
2011/08/27(土) 01:31:57.95 ID:IkV3Q35m0
普段とはまるで別人の彼女。大人しい分には構わないが、ネジが変な方へ曲がっているみたいだ。
兎に角、今のままじゃ外へ出せない。
レッサー「私の勝手でしょう? コウヤギに止められる謂れがありませんけど」
香焼「だからおかしいって! どうしたの? 変な雑誌でも読んで影響されたの?」
レッサー「私のプライバシーです。お答えできませんね・・・・・・それより、キス出来ないなら離して下さいよ」ジトー・・・
香焼「だからダメだって!」
レッサー「じゃあ他の人としますから放っておいて下さい」
香焼「それもダメっ!!」ンモー!!
レッサー「・・・・・・意味分からない」ジトー・・・
どっちがだ。
確かに自分が如何こう言えた話ではないけど、キスっていうのは好きな人としなきゃダメなんだ。
香焼「誰でも良いなんておかしい! ふざけんなよ!」
レッサー「まるで子供ですね」ハンッ
香焼「っ・・・・・・怒るよ」ジトー・・・
レッサー「仕事でキスできる人間だっています。何ならセックスだって出来ますよ」フンッ
オリアナさんか誰かに影響されたか。
香焼「それじゃまるで娼婦っすよ」グッ・・・
レッサー「・・・・・・ええ。魔術師なら娼婦以下の事して当然でしょう?」
香焼「なっ・・・・・・、」
レッサー「キスできないならそこ退きなさい。さもなきゃ力ずくですよ」ジー・・・
香焼「っ・・・・・・引けない。自分、怒ってるよ」ギリッ・・・
レッサー「私と他人がキスするの、そんなに嫌なんですか? 何それ嫉妬? 彼氏でもないのに?」ハッ!
上条さんに肖って、本気で殴ろうか。
レッサー「甘ちゃんが。出来る訳ないでしょう。私より弱いのに」フンッ
暫く見詰め合った・・・・・・いや、睨み合ったままだった。
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