138:第B話―――レッサー「キス、しましょう」 香焼「・・・・・は?」 [saga]
2011/08/29(月) 04:49:47.91 ID:N4aP9ccI0
このまま押しても良いが、自分の処女喪失の為に円満そうな家庭事情を崩壊させるのは気が引ける。
此処は下がろう。
レッサー「そ、そっか。迷惑掛けちゃいますね……それじゃあ失礼します!」バッ!
男性B「あ、ちょ……大丈夫かなぁ」ジー・・・
やはり優しそうでイケメンなんて慾張ってたら逆ナンなんて成功しないか。
次はチャラそうな人にしよう。女性を何人も食べてそうな人なら処女相手でも上手だろう。
まぁ性病は怖いが……やるしかない!
では、また選択!
レッサー「えっと……単独……単独……あ」ピタッ・・・
それっぽいのが居た。ピアスの数が異常に多く、前衛的な髪形をしてる男性。少し怖いが顔立ちは整っている。これ以上贅沢は言うまい。
レッサー「……そこのお兄さん」テクテク・・・
男性B「……、」ジー・・・
レッサー「一人ですか? それとも友達待ってるんでしょうか?」
男性B「……、」ジー・・・
レッサー「え、と……聞こえてる?」タラー・・・
男性B「……、」ジー・・・
何だか不気味だ。実は人形(ホムンクルス)とか言わないよな。
レッサー「しゃ、喋れますか?」タラー・・・
男性B「……空が」ジー・・・
レッサー「え」
男性B「空が……燃える。だが何れ……沈まる。炎は繰り返し、また―――」
あー駄目だ。サイコの類でした、と。
諦めて次の的を絞ろう。
男性B「―――君は……あの炎の中に飛び込もうとする、蛾だ……蝶になれ」ファサッ・・・
あーはいはい。そうですねー。早く家帰れよー。
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