144:第B話―――レッサー「キス、しましょう」 香焼「・・・・・は?」 [saga]
2011/08/29(月) 06:23:51.76 ID:N4aP9ccI0
レッサー「は……離して下さい! 私は……私は!」ジタバタッ!
香焼「わっとと……放さない」ジャラッ・・・
手錠でコウヤギと繋がれてしまっている。
香焼「これ以上暴れると拘束術式(バインド)だよ。だから暴れないで」メッ・・・
レッサー「い、いやです! 私は……子供のままじゃ駄目なんです!」ジタバタ・・・
香焼「……レッサー」
私が大人にならなきゃベイロープだけ苦しいままなんだ。もしかしたらフロリスも私に内緒で動いてるのかもしれない。
レッサー「だからっ……、」グッ・・・
『大人』にならなきゃいけないのだ。
アニェーゼ「……なよ」ボソッ
レッサー「っ」ピタッ・・・
アニェーゼ「ふっ……ザケんなっ糞餓鬼ぃ!!」グイッ!!
レッサー「ぐっ……、」ゲホッ!
アンジェレネ「あ、アニェーゼちゃん!!」アタフタ・・・
私の胸倉を掴み、素の柄悪口調に変わるアニェーゼ。
アニェーゼ「手前ぇなんか一生ガキのままだボケッ!! 処女だろうが無かろうが関係無ぇ駄阿呆っ!!」ギリリ・・・
レッサー「な、何を……私はっ」ゲホゲホッ・・・
アニェーゼ「関係無ぇんだよ……手前ぇのやってる事はタダのチンケな犯罪じゃ糞がっ!!」ガンッ!
香焼「うわっ! あ、アニェーゼ! ストップ!」アタフタ・・・
私と一緒に地面に転がるコウヤギ。さっさと手錠を外せば良いモノを。
レッサー「新たなる光(ウチ)は……アニェーゼ隊(アンタ)のとこ見たいに、大規模なバックが二つも有る部隊とは違うんですよ」
アニェーゼ「喧しいっ! 被害者のつもりかアホ!! 判官贔屓なんぞしねぇっつのボケが!」グイッ・・・
レッサー「っ……ハンッ。流石名門部隊の隊長さんは違いますねぇ」フンッ・・・
アニェーゼ「っ……ウチはなぁ……英国とローマの両方から汚れ仕事押し付けられとんのじゃ……貴様らみてぇに仕事選べずなぁオイ」ギロッ
アンジェレネ「……、」ジー・・・
香焼「……アニー。それくらいにして」
流石にこの騒ぎだ……一般人(ギャラリー)が増えてきた。
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