150:第B話―――レッサー「キス、しましょう」 香焼「・・・・・は?」 [saga]
2011/08/29(月) 08:04:27.42 ID:N4aP9ccI0
ステイル「……ひ、必要に応じて情報は出す」タラー・・・
アンジェレネ「それだけですか?」ボソッ
ステイル「相互利益がある際は……情報交換が条件だ。もしくは金で買え。安値で売る」ハァ・・・
フロリス「……マグヌス。意外と優しいんだな」ヘー・・・
ステイル「喧しい! 黙ってろ!」ハァ・・・
流石bPツンデレ。困ってる人は見過ごせない神父さんだ。
アニェーゼ「……ってな感じです! ベイロープ、安心なさいな」
ベイロープ「……、」ポリポリ・・・
レッサー「ベイロープ……その……、」
ベイロープ「あーうん。元はといえば貴女を心配させた私が元凶だもの。何も言わなくて良いわ」ポンッ・・・
レッサー「え」
ベイロープ「……でも謝らない。魔術師じゃなく、貴女の姉貴分として怒ってるから」
結社(チーム)を越えた、繋がりか。
ベイロープ「自分を大切にして……私が言えた義理じゃないかもしれないけど、そうして欲しいの」ギュッ・・・
レッサー「……っ」グッ・・・
ベイロープ「キスもセックスも……本来、大事な人にだけ捧げるものよ。忘れないで」ポンッ・・・
レッサー「っ……ごめん、なさい……うぅ……ごめんなざい……うううぅ」ポロポロ・・・
ベイロープ「……泣くな馬鹿もの」クスッ・・・ナデナデ・・・
まったく……小悪魔の目にも涙、か。
フロリス「感動に浸ってるところ悪いんだけど……香焼坊や」ボソッ
香焼「え?」
フロリス「いつまで手錠してるの? まさか鍵無いとかそういうオチ?」
香焼「え、いやいや。ちゃんとポケットにあるっすよ」
そういえば忘れてた。そろそろ外そう。そう考え鍵をポケットから取り出した……
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