18:第@話―――上条「まぁ・・・・・・頑張れ」 香焼「」チーン・・・
2011/08/24(水) 02:24:32.13 ID:3JwlWkfJ0
その後、何故か只管携帯でメールを打ち出す二名。多分友達か誰かにアドバイスを貰っているのだろう。
『め、メイク? 最低限のメイクって何ですか!?』とか『オリアナさん! モーションって何処までおk!?』とか電話しだすし。馬鹿だろ。
浦上「あはは。ね? オモローでしょ?」クスクス・・・
香焼「そうでもない。とりあえず浦上、『彼女』の為の食事作り下拵えでもいいから始めようよ。二人当てにならない」テクテク・・・
浦上「ソですね」パタパタッ
長髪をサイドポニーで結び、エプロンを取りに行く浦上。
一方電話を終えたらしいカオリ姉さんは改まった顔をして、自分のほうを向いた。
神裂「こ、こほんっ・・・・・・その、香焼。禁を破らせて貰うでの先に謝っておきます」キリッ・・・
香焼「え、あ、はい」
真面目な顔で正座をする長姉。自分も遵って彼女の前に正座した。
神裂「では・・・・・・彼と彼女は監視・護衛対象です。分かりますね」ジー・・・
香焼「・・・・・・、」コクッ
神裂「仲良くしてはいけないとは言いませんよ。寧ろ交友関係を築けるのであればそれに越した事はない」ピッ
香焼「ええ」コクコクッ
神裂「しかしですね・・・・・・『親しき仲にも礼儀(不可侵領域)在り』。聡明な貴方なら分かるでしょう」ジー・・・
分かるが・・・・・・この人に言われるのは納得がいかない。だが今の姉様は『女教皇』モードだ。
素直に頷いておく。揚げ足取りはしたくない。
神裂「よろしい。次からは気をつけるように。主に事前報告を・・・・・・良いですね?」
香焼「了解っす」コクン・・・
神裂「うん。それじゃあ・・・・・・メイク手伝って下さい」アタフタ・・・
は?
香焼「・・・・・・五和か浦上に頼んで下さい」エー・・・
神裂「五和は自分の事でいっぱいいっぱいですし、浦上は料理で忙しいでしょ!」
香焼「自分が浦上と交換しますよ」ハァ・・・チラッ・・・
刹那。
浦上「よーし。きょうは私が腕を振るうゾー」ボウヨミー!
悪意の篭った棒読み声が聞こえた。
香焼「ちょ、冗談抜きでオマエがメイク手伝えよ! 自分、メイクなんかした事」アタフタ・・・
浦上「ダイジョブダイジョブ。君なら出来るよ(笑)」ニヤニヤ・・・
神裂「こーやーぎー! おーねーがーいーしーまーすー!!」アタフタ・・・
畜生! もう如何にでもなれ!!
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