186:第C話(15話)―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」[saga]
2011/08/30(火) 18:23:34.71 ID:BgaX9rQi0
―――とある日、PM07:00、学園都市第7学区、ファミリーレストラン「Joseph's」・・・(浜面side)・・・
学校帰りの学生たちで賑わうこの時間、ファミレスのとある一角に自分達は居た。
もはや俺達――『アイテム』の定位置と化している窓際の一つに、今日は三人のメンバーが集まっていた。
何故三人かというと、普段はポケーっとしている『彼女』が珍しく主体的にこの面子を招集した為である。
滝壺「……このままじゃいけない」ムンッ!
浜面・フレンダ「「……は?」」ポカーン・・・
真剣な眼で胸を張り俺達二人に告げる滝壺さん。
おニューのジャージが似合ってます。真剣な顔もキュートです。
フレンダ「うわぁ気持ち悪い浜面。キモいじゃなくて気持ち悪い訳よ浜面キショい」ジトー・・・
浜面「るっせぇ黙ってろ! えっと、滝壺。具体的には何がいけないんだ?」
フレンダ「というか結局、何で私達だけ集められたか分からない訳だけど。麦野と絹旗は?」
滝壺「うん。順を追って話すよ」
そう言って、まず何故この面子かを告げる滝壺。
滝壺「最近仕事ないとはいえ、あの二人、引き籠り過ぎだよ」
浜面「え? うん、まぁそう言われてみれば」
フレンダ「別に良いんじゃない? 個人の勝手だし」
滝壺「良くないよ。お家から出ないって大問題だよ? ご飯は全部デリバリー。生活規則も凄く適当」
フレンダ「今に始まった事じゃないわ。絹旗なんて元々結構ヒッキーだった訳だし」
そういえば俺がアイテムに混じる前、絹旗は相当根暗だったらしい。
確か誰かに依存しないと生きていけないとか、極度の人見知りだとか。
滝壺「それが駄目だって言ってるの。このままじゃきぬはた、ますますコミュニケーション障害持ちの社会不適合者さんになっちゃうよ」ムゥ・・・
浜面「コミュ障って……随分な言い方だな」タラー・・・
フレンダ「まぁでもリーダー的には仕事出来るなら何でも良いんでしょ? 結局、麦野が放任してるんだしOKな訳じゃない」
滝壺「そのむぎのも最近ヒッキーさんだよ。チームメイトとして心配でしょう」
仲間思いの滝壺さんマジ聖女だなぁ……おい、フレンダ。そんな目で見るな。
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