過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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194:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」[saga]
2011/08/30(火) 23:58:29.72 ID:BgaX9rQi0
五和がそろそろお昼の準備しよう、と立ち上がった時、姉さんの電話が終わった。


浦上「随分とまぁ長電話でしたネ」

神裂「ええ、ちょっとね……、」ムゥ・・・


さて、と僕の方を向く姉さん。


神裂「香焼」

香焼「はい、何か」

神裂「今日の予定は?」

香焼「え? うーん……特に無いかなぁと。宿題は終わってるし、報告書も少ないし」

神裂「よろしい」コクッ・・・


真面目な顔。
自分と五和、浦上もその雰囲気を察しその場で畏まってしまった。


神裂「これから特別任務を与えます」

香焼「と、特別任務?」


仕事?


神裂「いえ。私用ですが、任務です」

香焼「は、はぁ」キョトン・・・

五和「……何事ですか?」

神裂「今から私と一緒に出かけてもらいます」

浦上「ドチラに?」

神裂「第7学区のホテル『アレクサンダー』です」


……へ?


五和「ね、姉さん!! 駄目です! そ、そんな……義姉弟ですよ!!」カアアアァ///

浦上「お姉。喧しい」


オマエは話を拗らせるから黙ってろ。


神裂「うん。詳細は向う最中に話しますが、兎に角急ぎましょう。善は急げ、だそうです」

香焼「善、すか」ポリポリ・・・

浦上「私達は?」

神裂「助力が必要な時は後ほど連絡します。それでは香焼、準備を」


よく分からないが、付き合うしか無かろう。最愛も関わってる事みたいだし。
数分後、五和と浦上に見送られ、第7学区の高級ホテルに向かう事となった……―――



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