204:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」
2011/08/31(水) 05:56:17.88 ID:3+gO496P0
香焼「最愛……何で今まで気付かなかったんだろ」ハァ・・・
滝壺「深く悩まないで。今回悪いのはきぬはたなんだから」ポンッ
香焼「……、」
浜面「しかしなぁ……麦野は何か吹っ切れたみたいだから良いとして、絹旗は如何すんだ?」
フレンダ「結局、いつもみたいに公園で野良猫達と絡んでくる訳?」
滝壺「ううん。今回はそれ禁止だよ」メッ
香焼「え?」
滝壺「……こうやぎくん。これを期に言っておくけど、私はきぬはたを自立させたいの」
香焼「自立って……その」ポリポリ・・・
滝壺「きぬはたが極度の人見知りで軽くコミュ障気味なの知ってるでしょ?」
香焼「……はい」
フレンダ「それに加えて、結局あの子通常生活も一人じゃまともに暮らせない訳よ。今回分かったでしょ? 放置すれば動かないって事」
浜面「まぁ死にそうになったら嫌でも動くだろうが……それじゃ遅いんだよな」ポリポリ・・・
滝壺「うん。あの子が自立して、一人立ち出来る様応援したいんだ」
香焼「それは……自分も同じっす」コクッ
滝壺「ありがとう。とりあえず、その為には『友達作り』だったり『買い物』だったり、出来なきゃいけない事沢山有る」
フレンダ「そうね。『買い物』、『友達』、『料理』、『掃除の仕方・整理整頓』、『文系科目』などなど」
浜面「まぁ一番は『一般常識』だろうな。言っちゃ悪いがアイツは非常識だ」
滝壺「『生命倫理』については……今は如何にも出来ないから、触れないであげて」
香焼「はい。分かってます」コクッ・・・
滝壺「うん。よろしいっ」ポンポンッ
フレンダ「ふむふむ……ねぇ滝壺。この子アイテム(ウチ)に入れられない訳? それが結局、絹旗にとって一番の安定剤じゃん」
滝壺「……、」チラッ・・・
フレンダ「……じょ、冗談だって。まず麦野がOKしないよね」アハハ・・・
浜面「もっとマシな冗談言えっつの。まぁその坊主、頑張れや」ポンッ
滝壺「よし。それじゃあ……きぬはたの事よろしくね……君が責任取れる程度なら、好きにして良いから」フフッ
香焼「はい……え? な、はいいぃ!?」カアアアァ///
フレンダ「あははー。真っ赤ー。可愛いー」ケラケラッ!
浜面「あんま虐めんなよ。今から大変なんだからさ」ヤレヤレ・・・
滝壺「ふふっ。ごめんごめん。でも、信じてるから。君にきぬはたの事任せる。逃がしちゃ駄目だよ」ジー・・・
もあい「んなー」プラプラ・・・
香焼「はぁ……可能な限りは頑張ります。サポートよろしくっすよ……―――」コクン・・・
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