247:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」[saga]
2011/09/02(金) 23:33:13.56 ID:6Qf3/TJO0
そんな僕の表情を察したのか、おでこのお姉さんが尋ねてきた。
吹寄「どうした少年」
香焼「え、あ、その……ちょっと」アハハ・・・
絹旗「……、」ジー・・・
吹寄「……ふむ」ポリポリ・・・
最愛を見遣るおでこのお姉さん。そして優しく、最愛に話しかけた。
吹寄「こんにちは、お嬢さん」
絹旗「……、」ナデナデ・・・
もあい「にゃー」クシクシ・・・
吹寄「可愛い猫だな。名前は何ていうんだい?」
絹旗「……もあいです」ボソッ
吹寄「も、あい? 変わった名前だな『君』は。だけど私は嫌いじゃないよ」フフッ
絹旗「猫(こっち)が『もあい』……絹旗……絹旗最愛です」ムゥ・・・
吹寄「もあい?」
あーあ。
絹旗「……香焼ぃ。私この人……超怖いです」チラッ・・・
香焼「え、えっと……うん」ポリポリ・・・
吹寄「ははは。冗談だよ。最愛(さいあい)ちゃんだね。『最も愛する』……良い名前じゃないか」スッ・・・
絹旗「っ!」ビクッ!!
最愛の頭を撫でようとするおでこのお姉さん……あ、ヤバい!?
吹寄「ん? うおっ!?」ボンッ!
姫神「っ!!?」ギョッ・・・
香焼「最愛っ!!」グッ・・・
絹旗「っ……、」ピタッ・・・
伸びてきた手に驚いて『自動防御』とやらが発動した。
吹寄「……手が、弾かれた」ポカーン・・・
香焼「あ、そ、その……彼女の能力で、ビックリしちゃうと勝手に発動するんすよ」アタフタ・・・
吹寄「そうか……うん、急に触ろうとして悪かったよ。頭を撫でようとしただけなんだ。許してくれ。最愛さん」ペコッ
絹旗「……はい」コクン・・・
良かった。落ち着いてくれた様だ。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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