271:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」[saga]
2011/09/03(土) 05:24:52.28 ID:KdZPNJTE0
彼らが去った後、ポツンと残された自分達。
突然の嵐の様な出来事で何が何だか理解できぬまま終わってしまったが、一体彼らは何者だったのだ。
最愛にそれを尋ねようとした瞬間、ガシリと肩を掴み返された。
絹旗「……超馬鹿! 超朴念仁!」ギリリ・・・
香焼「痛だだだだぁっ!! な、何すんの!?」アタフタ・・・
絹旗「何であんな自然に……いいですか? 一度しか言いませんから。もう一度言います。一度しか言いません」
2回言ってるじゃん。
絹旗「アイツらは所謂傭兵です。金次第で何でもやる人間です」ジトー・・・
香焼「……そうだったんだ」
絹旗「男の方は凄腕の狙撃手(スナイパー)。女の方は好きの火薬大好き爆弾魔(ボマー)です」
香焼「能力者っすか?」
絹旗「多分、無能力者です。でも超危険です。香焼くらいならあっと言う間に消せるでしょう」
そんなに凄い人達だったのか。
絹旗「そんなにって……何でそんなに危機感無いんですか!? 目ぇ付けられたかもしれないんですよ!」
香焼「大丈夫だよ。砂皿さん、大人だし」
絹旗「なっ……、」
公私の区別がつかない内は子供だ。それが分かった。
香焼「最愛こそ、場所考えなよ。周り見れば分かるでしょ」
絹旗「……、」ジー・・・
反省したのか、それとも腹の虫が修まらないのかやけに静かになる最愛。
香焼「勝手に慣れ慣れしくしてたのは謝る。だけど『常識』の範囲内でだ」
絹旗「……超分かってますよ。だから超腹立つんです」ギリッ・・・
香焼「最愛……、」
絹旗「もういいから行きますよ。此処に居る必要無いでしょう」
これまた確かに。そういえば最愛がプレゼント探ししてたんだったな。忘れてた。
という訳で急いで最愛が選んだお店へ向かう事とした。
因みに、先程渡されたマネーカードの裏にちゃっかり電話番号が書いてあった。まったく、抜け目ない人だ……―――
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