300:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」 [saga]
2011/09/05(月) 00:28:03.16 ID:QOBVy/KK0
僕は何つーもんを選んだんだ……
絹旗「香焼。楽器出来るんですか?」ヘー
香焼「……和楽器とピアノなら」タラー・・・
絹旗「へ?」ポカーン・・・
こんな事なら牛深さん辺りからドラム習っておけば良かった。
因みに、野母崎さんはギター。対馬さんがキーボード。建宮さんがギターを弾けたりなんかする。天草の大人凄ぇ。
香焼「最愛は……楽器出来ないの? (話逸らして別なとこ行かなきゃ)」アタフタ・・・
絹旗「超からっきしです。楽器触った事ありませんから。それより早くやって見せて下さい」ジー・・・
もあい「んなー」
香焼「うっ……、」タラー・・・
やるしかない。硬貨を投入して、選曲。
どの難易度が優しいか選んでいる最中、ある事に気付く……何故か周りに人が集まってきた。
香焼・絹旗「「っ!!?」」ギョッ・・・
そういえば浦上に聞いた覚えがある。『下手に音ゲーに手を出すな』と。
ゲーセンの音ゲー類というものは初見さんお断りで、実際の演奏者、自宅でやり込んだ人間達、ツレが玄人の新人がするものだと。
ぶっちゃけ自分はどれでもない。
絹旗「こ、香焼……」オドオド・・・
香焼「う、うん」ダラダラ・・・
『早くしろよ』、『子供じゃね? 出来んの?』、『彼女の前で恰好つけたい小学生でしょ?』、『リア充爆発!』。
後ろからのプレッシャーが半端無い。
結局、一番難易度イージーの一番初めの曲を選んでしまった。
絹旗「は、始まりましたよ」ドキドキ・・・
香焼「…………、」グッ・・・
もあい「みー」ドキドキ・・・
始まったからにはやるしかない。要は修行の様なモノだ。
撥は短刀。皿(プレート)は目標。音に合わせて……切る!!
・・・・・寸・・・・・
香焼「」チーン・・・
絹旗「……ど、ドンマイです」タラー・・・
もあい「……みゃぅ」フゥ・・・
最初は何とかクリア出来たが、二曲目の選択で欲張ってちょっと難しめのを選んで撃沈した。
後ろからクスクス笑われてる……めちゃくちゃ恥ずかしい。
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