過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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337:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」
2011/09/06(火) 04:37:49.02 ID:ooU393vg0
……言葉が出ない。


絹旗「痛てて……こりゃ肉潰れそうになりますね」フーフー・・・

香焼「な……や、止めろよ」タラー・・・

絹旗「ええ。言われなくても止めるつもりでした。コレどうやって終了させるんです?」


20球終わるまで止まりません。


絹旗「……えー」

香焼「ったく……放っておいていいから出てきなよ。店員さんに謝っておくから」

絹旗「うーん……折角ですから香焼打ってみたらどうです? 残り10球は有りますし」

香焼「なっ!?」ギョッ・・・


止まらないマシンから放られる殺人球が、うねりを上げている。
最愛は既に打つ気は無いので無法状態。轟音が鳴り響く。


絹旗「ほら。削板が言う根性試しですよ」

香焼「…………、」テクテク・・・

絹旗「それじゃあ私出ますね」フフッ


マシンは止まっていないが選手交代。
多分、最愛は僕が打てないだろうと思っているに違いない。

まずは一球見逃す……やはり早い。


香焼(魔術……使おう)キュッ・・・


今身に付けている『モノ』で術式を練る。


香焼「動体視力は上がった……当たるかな」ジー・・・


音速球をバントしてみる。が……


香焼「い”っ!!?」ガギョンッ!!

絹旗「おお! 当たりましたよ!」ヘェ・・・

もあい「にゃ!?」ジー・・・


ボールと共にバットまで弾かれてしまった。流石殺人ボール。痺れで手が砕けそうだ。





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