過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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416:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/10(土) 05:18:39.90 ID:VWpkMbpZ0
駄目だ……落ち着け、私。此処で落ち着かないで如何する。
これは私の超空回りなだけかもしれないし、例え彼が望んだ展開だとしても余裕の無い女だと思われたくは無い。
やはり一服するべきだ。香焼には悪いが冷蔵庫を開けさせてもらう。

買ってきたカップゼリーとコーラを……


絹旗「……あれ?」ピタッ・・・


コーラが見当たらない。野菜室を探したがそこにもない。
もしかして冷やさず仕舞いだったかと、買い物袋を見たが、調味料類しか入ってない。
仕方ないので麦茶でも頂こう、そう考えた時だった。


絹旗「ん? ジュースある……これ飲んで良いでしょうか」チラッ・・・


英語で色々書いてあるので良く分からないが炭酸飲料の様だ。英国から買ってきたやつかもしれない。
缶のデザインがコーラに似ているから味も似ているだろう。何本もあるし、一本くらい貰っても大丈夫だと思う。


絹旗「ゼリーは……ありますね。よし、コレ食べながら落ち着きましょう」


ソファに戻り、今後の対策(?)を考える。


絹旗「うん……私から動いちゃダメですね。香焼がアクション起こすまでは待機です」プシュッ・・・

もあい「にゃ?」プシュ?

絹旗「私の超妄想暴走である可能性だってあります。勘違いだったら私、超痛い子です……っ?! 炭酸超強っ!」ゴクゴクゴク・・・クゥー!

もあい「……みー」ダラダラ・・・

絹旗「うー……私は……お尻振って男を誘うような淫売じゃないんです……ふぅ……これ、意外と美味しいですね」ゴクゴク・・・プハー!

もあい「なぅ……、」ジー・・・

絹旗「第一、根底から……超おかしいんですよね……何で私がこんな悩み、持たなきゃならないんですかァ」ゴクゴク・・・

もあい「…………、」タラー・・・

絹旗「考えてみればそこにエロ本があったってだけの話でしょう。それ自体に彼のメッセージが詰まってる訳ァ無いンですよ」ゴクゴク・・・

もあい「…………、」トコトコ・・・

絹旗「あァー……もあいィ、コッチ来なさい。ちょっと話合いましょうよォ……あ、ジュース無くなっちゃった」ゴクゴク・・・カラン・・・ガシッ!

もあい「にゃっ!?」シャー!


炭酸はキツいが、とても美味しい。もう一本くらい貰っても大丈夫だろう。


絹旗「頂きますよォっと……ぷはァ! うー……それに何で香焼と情交如何こうの考えに陥ってるンですか? 意味分かりませン」ゴクゴク・・・

もあい「にゃぅ!」ジタバタ!

絹旗「私もガキですけどォ香焼だって超ォガキンちょじゃないですか。4,5年早いですよねェ」ゴクゴク・・・ヒック・・・


周りは如何だか知らない。だが私は自身の貞操を軽んじた事は一度も無い。
周りは周り。自分は自分だ。私はそんなに安い女じゃない。





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