過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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418:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/10(土) 06:37:03.79 ID:VWpkMbpZ0
色々考えた所為か、頭が疲れてきた。
おまけに何だか暑苦しい。そろそろ寝巻きに着替えよう。


絹旗「……大きいです」ブカブカー・・・


ハーパンが大きくて恰好悪い。贅沢言える立場じゃないが、これならTシャツを羽織るだけでも良かろう。
元々大きめのTシャツ故、ワンピ代わりになる。ボクサーパンツの太腿部分が少々はみ出るが、その程度如何でも良い気分だった。


絹旗「えへへ……ちょっと短いけど、ちょっと大人っぽいでしょう? 魅惑的?」フフッ

もあい「みゃ?」ジー・・・

絹旗「……うん。今日は、彼に委ねたンでしたね」スッ・・・ゴクゴク・・・


再び缶が空になる。


絹旗「もう一本だけ」ガチャッ・・・


まだ大量にある。もし飲んではいけなかったモノであれば後で弁償すれば問題無かろう。


絹旗「ンー……やっぱ暑いですねェ。流石にコレ脱ぐ訳にはいきませンけど」ゴクゴク・・・

もあい「にゃー」ペシペシッ

絹旗「はいはい。寝る前にはトイレ行きますから心配しないでください」ゴクゴク・・・

もあい「……にゃう」ジー・・・

絹旗「ふゥ……香焼遅いですねェ……はっ!? やっぱり、私と同じ事考えて……むゥ」カアアァ///


お風呂で、その……一人エッチしてたら如何しよう。


絹旗「だ……駄目駄目っ! そンな事考えちゃいけないンです!」ゴクゴクゴクゴク・・・カンッ!


ジュースを一気飲みして、布団にダイブする。兎に角この家に居る内はエッチな考えを持つのは止めよう。
先の本はエプロンと一緒にソファの裏にでも隠してしまえ。そうすれば忘れられる。


絹旗「うン、これでOK……あー、何だかクラクラしますね。やっぱ色ンな事考え過ぎましたか」ケップ・・・


たかが男の子一人の事で能力演算より遥かに頭を使っている。なんて馬鹿馬鹿しい。
余談だが、先程から勝手に装甲が出てきている気がする。気のせいだろうか。

一寸後風呂場の方から音がした。香焼が上がったのだろう……ふとゲコ太着ぐるみに目が行った。


絹旗「…………馬鹿香焼」ギュウウゥ・・・


力いっぱい抱きしめる。


絹旗「でも、やっぱり……や……うゥン……うン……よしっ!」グッ・・・


何だか心の箍(たが)が外れた気分だった。もうこのまま彼を困らせてしまおう。彼と腹を割って話そう。そう決めた。
結果、嫌われても良い。面倒臭がられても良い。ウザがられても良い。
私にとって何か特別な彼だからこそ、面と向かって言うべき事を言い、聞くべき事を聞きたい。

そう決意し、自分と香焼の分のジュースを2本を取り出して、風呂から上がってくる彼を待った……―――





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