434:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/11(日) 21:00:34.28 ID:aIXMpa2I0
力任せにグイッとソファに押し付けられる。
男の力とか魔力とかで如何こう出来る問題じゃない。まさに重機に押されている様だ。
しかしこのままではいけない。目を逸らしながら最愛の説得を続ける。
香焼「さ、最愛。君は間違ってお酒を飲んじゃったんだよ。だから」
絹旗「目ェ見て話さない人の話は聞きませン」フンッ・・・
香焼「っ……え、と……兎に角、酔ってるんだってば。お酒臭いよ」タラー・・・///
絹旗「むゥ。レディに対して臭いとは、超失礼なヤツですね」ジトー・・・
香焼「ち、違う……ああもう!」ムゥ・・・///
駄目だ。思考が正常じゃない。
絹旗「飲ンで下さいよ。準備してあげたンです」グッ・・・
香焼「…………、」タラー・・・
絹旗「飲まねェと潰しますよ。押し花みたいにペチャンコにしちゃいます」ギロッ・・・
アニェーゼみたいな口調になってますよ。勘弁して下さい。
香焼「っ……い、一本だけだよ」タラー・・・
絹旗「ふふっ。ええ。もう一本は私のですから」ニコニコッ
香焼「ま、まだ飲む気!?」ジトー・・・
絹旗「ラス1ですよ。ラス1」フフフ・・・
仕方ない。一本付き合えば言う事を聞いてくれるだろう。
アルコール度数13°のキューバ・リバーカクテルを受け取り、タブを開ける。
絹旗「ンふふ。それじゃァ、かンぱ〜い!」カンッ!
香焼「はいはい乾杯……っ」クゥ・・・
絹旗「ンっ……ぷはァ! 超ォ美味しィですねっ!」フフフ・・・
香焼「うぅー……自分、炭酸苦手なんだよ」ハァ・・・
絹旗「ハハハ。まったく、香焼はお子ちゃまですねェ」ニヤニヤ・・・
香焼「悪かったね。子供っすよ」ッタク・・・
アルコール強いは炭酸キツいはで、まさに低身長者の敵ともいえる飲料だ。もう絶対飲みたくない。
1002Res/1177.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。