456:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/12(月) 02:33:43.02 ID:wr0Vr5DX0
でもね、と彼女は続ける。
絹旗「静かな方が良いんです。ワイワイガヤガヤも楽しいのかもしれませんけど……静かに、こうしてたりする方が私は好きです」ポンッ・・・///
香焼「え……、」ドキッ・・・///
絹旗「お、お昼寝とか猫達と遊んだりって事ですよ! 大勢よりは静かな方が良いってだけで」アタフタ・・・///
香焼「あ、うん、そうだよね」アハハ・・・///
絹旗「はい。えっと……まぁ、うん」アハハ・・・///
何だか気拙い。
絹旗「と、兎に角……香焼が心配する程、私は弱くありませんよ。人混みだって、歩くだけなら可能ですし」
香焼「うん……でも教室での自己紹介とかは出来なそうだよね」クスッ・・・
絹旗「うっ……い、良いんですよ! 学校行ってませんから」フンッ・・・
だがしかし、何れは普通の学校に戻るかもしれない。その時は如何する? 自分はいないかもしれないぞ。
絹旗「…………、」キュッ・・・
香焼「最愛……頑張ろう。自分だけじゃない。滝壺さん達も、佐天さん達も、皆手伝ってくれるよ」ポンッ・・・
絹旗「っ……お願いします」ドキドキ・・・///
悄らしくなる最愛。漸く眠くなったか。
絹旗「香焼……意地悪な事言って良いですか?」キュッ・・・
香焼「何?」
絹旗「私がもし……もしも……―――地獄に行くって言ったら、一緒に来てくれますか?」
香焼「っ」
絹旗「―――……えへへ。すいません。馬鹿な事聞いちゃいましたね」ペタン・・・
些か突然過ぎる。何の暗喩だ。
絹旗「冗談です。忘れて貰って結構ですから」クタァ・・・
香焼「…………、」ジー・・・
絹旗「そんな目で見ないで下さい……もう寝ましょう」ギュウゥ・・・///
香焼「シリアスな所悪いが……何故ホールドする?」ジトー・・・
絹旗「何故って、香焼は私が守ってやるんですから離しちゃいけないんですよー。香焼お姫様。私ナイトです」フフフ・・・///
逆だろ。勘弁してくれ。
絹旗「あー……また酔いが回ってきたかもしれません……眠気かなぁ」フニャフニャ・・・
香焼「眠いんでしょ。僕も眠いから離してってば」ハァ・・・
絹旗「おー。今『僕』って言いましたねぇ? ふふふふ……超可愛いですよ。普段からそう喋れば良いのに」トローン・・・
香焼「くっ……そう思われたくないから人称変えてるの」ハァ・・・
もあい「すぅ……にゃぅ」ムニャムニャ・・・
少しはグッスリ眠るもあいを見習って下さい。
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