459:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/12(月) 03:40:24.48 ID:wr0Vr5DX0
最愛を担ぎ、急いでトイレまで運ぶ。
香焼「ほら、電気は自動で着くから」ガチャッ・・・
絹旗「ん……、」トコトコ・・・
まったく、寝ていても世話が焼ける。
頼むから寝ボケてパンツ降ろさないまま用を足しました、なんていう古典的お色気イベントは勘弁してくれよ。
一寸後……衣擦れ音。後、もよおし中の音。
本来は興奮する筈の音であるが、何故か安堵の念が浮かんだ。
香焼「……ん?」ピタッ・・・
麦茶でも飲もうかと一度リビングに戻ろうとした時、異常に気付く。
一向に……水が流れる音がしない。
香焼「……最愛?」コンコンッ・・・
返事が無い。
香焼「最愛さーん……おーい……ちょっと、え?」コンコンッ・・・タラー・・・
まさか……嘘だろ。
香焼「ご、ごめんね……最愛……、」ガチャッ・・・///
打ん殴られる覚悟で、ドアを開ける……すると案の定。
絹旗「すぅ……くぅ……、」スヤスヤ・・・
便座に座りながら寝息を掻いている最愛さんがいた。
香焼「……えー」タラー・・・
ぶっちゃけ、如何しよう。最愛を見ないようにしながら、途方に暮れた。
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