52:第A話―――佐天「さ! 走ろうよ!」 香焼「・・・・・・そうだね」クスッ
2011/08/25(木) 02:09:50.20 ID:Jhet7Q0e0
一通りの柔軟が終了し、交代する。
佐天「さてさてぇ・・・・・・多少強引にやっちゃうぞー」ニヤリ・・・
香焼「はいはい。遠慮なくどうぞ」クスッ
背中を押される。
佐天「よっと。って・・・・・・柔らかっ!?」ギョッ!
香焼「ハハハ。硬くなくてゴメンね」クスッ
佐天「ぐぬぬぬぅ・・・・・・開脚なら!」
180度開脚してみせる。
佐天「・・・・・・、」アー・・・
香焼「自慢じゃないけど、このまま逆立ち出来るっすよ」フフッ
佐天「・・・・・・香焼くん。君は何者だい?」タラー・・・
『普通』の同い年だよ、と苦笑しながら誤魔化した。
佐天「なんだよー。タダの優男くんじゃなかったのね」クスクスッ
香焼「あー。佐天さん、自分の事そういう風に見てたんすね」ジトー・・・
佐天「ぶっちゃけ庇護欲の沸く男の子かと」クスッ
香焼「ひどっ!?」
佐天「ハハハ。冗談だよ。でももしかしたら色んな意味で弱っちいかなぁと思っちゃってました。すいません」アハハ・・・
まぁ見た目が見た目だから、よくそう思われるけど、ショックだ。
佐天「で、でもでも! ほら! 評価改まったから! 初春とか春上さんよりも身体能力は上なんだなぁって!」アタフタ!
香焼「・・・・・・あの二人?」
佐天「えっと、柔軟で爪先まで手が届かない。あと腕立て20回出来なかったり、短距離長距離凄ーく遅かったり」ポリポリ・・・
香焼「え、えっと、人には向き不向きが有るっすよ。多分能力無しの最愛もそんな感じだろうし」ポリポリ・・・
佐天「最愛ちゃんは・・・・・・運動しなさそうだもんね」ハハハ・・・
どうも高位の能力者は能力(チカラ)に頼りっきりみたいだからね。
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