542:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/14(水) 22:50:08.39 ID:fA4FX24l0
それから少しばかり、サーシャだけその場を離れ、ワシリーサとヴァロージャが内談を始めた。
暇なのでポケットに入れていた日本製のガムを噛み始めてから数分後、2人が戻ってくる。
ワシリーサ「お待たせー」カツカツ・・・
サーシャ「いえ……大して待ってません」コクッ・・・
ヴァロージャ「すまないね。君にも色々迷惑を掛ける」ペコッ・・・
サーシャ「い、いえ! 頭を上げて下さい!」アタフタ・・・
『この人』に頭を下げられたら、ロシア国民として立場が無い。
ワシリーサ「ふふっ。相変わらず固いわねぇ。私くらいフランクで良いのに」ハハハ
サーシャ「お前は自重しろ馬鹿!」ギロッ
ヴァロージャ「いやいや。ワシリーサは本音を話せる数少ない友達だからね……君も私の事を気軽にオジさんとでも呼んでくれ」ポンッ・・・
サーシャ「え、あ、い、いや、その」オドオド・・・
出来る訳無かろう。
ワシリーサ「しかしねぇ……一人くらい近衛職員付けて歩きなさいな、プライベートとはいえ、立場を考えなさい。ヴァロージャ」チラッ・・・
ヴァロージャ「美術館敷地外に待たせているよ。敷地内は君が居れば十分過ぎる程の戦力だ。本気を出せば一人でルーマニア潰せるだろ?」ハハハ
ワシリーサ「んもー。レディに向かって失礼よ」ペシッ!
ヴァロージャ「あ痛」ハハハ
サーシャ「てめぇ首し……ヴァロージャさんに手ぇ上げてんじゃねぇ!!」ゴツンッ!
ワシリーサ「痛たたたたたぁっ!! か、金槌で殴るとか……場所考えなさいっ!!」イターイ!
喧しい。貴様こそ相手考えろ。
ヴァロージャ「ハハハハ。中々ユニークなお嬢さんだ。今度我が家に遊びにおいで。歓迎しよう」ナデナデ・・・
サーシャ「も、勿体無いお言葉です」アタフタ・・・
ワシリーサ「あー! ヴァロージャったらサーシャちゃんの事FSBに勧誘しようとしてるでしょ! 駄目よ! この子は私のだから!」メッ!
『私の』とか言うな。殲滅白書(Annihilatus)所属だ。
ヴァロージャ「君の所有物じゃなかろう。強いて言うなら子供は国の宝だ……それに、こんな可憐な少女を引き抜きなんか出来ないさ」
ワシリーサ「わー、ロリコーン」ジトー・・・
ヴァロージャ「失敬な。相変わらず辛辣だなぁ、君は」ハァ・・・
安心して下さい。後でボコっときます。
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