551:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/15(木) 03:20:19.40 ID:AWvx1/jf0
ふと、資料を見て思い付く。
清教のマグヌスや土御門とも交流があるようだが、彼らには頼めないのだろうか。
クーニャ「英国経由で、という事ですか……多分無理ですね」ハァ・・・
サーシャ「何故?」
クーニャ「先程言った通り『助力はしない。個人間で行え』だそうです」
……じゃあ私が直接マグヌスに電話してやる。
ワシリーサ「こら、お馬鹿」ポコッ
サーシャ「っ!?」ドキッ・・・
ワシリーサ「あのねぇ……友達は大事よ。でもね、駄目。言わなくても分かるでしょ?」
私情は挟むなという事か。
よくよく考えれば、アチラは主教補佐の身。都合良く私の話に耳を傾けてくれないだろう。
ワシリーサ「それに……そういうのは『最後の手段』。友達ってある意味『切り札(ジョーカー)』なのよ」フフフ・・・
サーシャ「……肝に銘じます」コクッ・・・
ワシリーサ「よろしい。それじゃあ詳しい話に入りましょ」ナデナデ・・・
資料を捲りプランを見た。
まず今晩20時頃に新型のチャーター機でモスクワ(ドモジェドボ空港)を発つ〜〜(約7時間半)〜〜翌朝8時半頃にハバロフツクに着く。
それから3日目(その日)の16時にハバロフツクを発つ〜〜(約3時間)〜〜19時頃に学園都市上空付近に入る。
クーニャ「モスクワ〜ハバロフツクは問題無い筈です。荷物の積み込みも悠々済みます」
サーシャ「しかし、第1の問題はハバロフツクからでしょう。どうやって都市に?」
クーニャ「その点は次の資料を。現地で貴女を待っている『同志』と、具体的な『突撃方法』についてです」
『同志』という事は軍部の力を借りるという事だ。詳しくは書いてないが殲滅白書(Annihilatus)クラスの特殊部隊らしい。
それから突撃……というか、突入方法。軍用ヘリの非公式型を使用するのか。
クーニャ「はい。Mi-17(Hip-H)の特注機2台と護衛のミル(ハインド&ハヴォック)を2台ずつ付けます」
サーシャ「今のを聞いた第1の感想ですが……電撃戦(ブリッツ)でもするのかと」タラー・・・
クーニャ「あはは……そうなるかも。えっと、もっと詳しい作戦はサーシャがハバロフツクに着く頃に命令行くと思うよ」ポリポリ・・・
サーシャ「やれやれ。了解」ハァ・・・
これは大分骨が折れそうだ……しかし、よく軍部を借りれたな。ワシリーサ恐るべし。
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