553:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/15(木) 04:06:44.07 ID:AWvx1/jf0
とりあえず特別任務の説明は終わりだ。後は追って伝えるとの事。
では、とクーニャが個室から先に出る。
ワシリーサ「……ごめんなさいね」ポンッ・・・
サーシャ「第1の進言ですが、謝らないで下さい。これは任務でしょう」
ワシリーサ「そうなんだけど……危険な真似させちゃって」
サーシャ「いつもの事です」
ワシリーサ「今回は状況が違うわよ。貴女一人なら如何とでも潜り抜けるでしょうけど……、」ウーン・・・
言葉を選んでいる様だ。
ワシリーサ「都市へ突入する際、魔術じゃなく『科学勝負』になっちゃうわ。対地戦ヘリ対対空砲火のね」
サーシャ「…………、」コクッ・・・
ワシリーサ「現地の『特殊部隊』を信頼してない訳じゃないけど、如何足掻いても科学の面では都市に勝てないから」ハァ・・・
サーシャ「第1の提案ですが……最悪、私が対地魔術をブっ放しましょう」キリッ!
ワシリーサ「アハハ。その手があったか……まぁ後で指示するわよーん」ポリポリ・・・
チャラけているが、表情は難しそうだった。
ワシリーサ「それと、電子類の使用禁止だけど……大丈夫? 都市に入ってからは携帯使えないわよ」
サーシャ「その点は大丈夫です。私なりに考えがあります……第3の意見ですが、私なりのコネを使おうかと」
ワシリーサ「あらら。いつの間にコネなんか……大人になったわね。お母さん、複雑よぅ」オロオロ・・・
誰が母親だボケ……因みに、現地に居るという『特殊部隊』については?
ワシリーサ「んー……隊長はちょぉっと難しい娘でね。良い子なんだけどチェーカー嫌いなの。まぁ私もチェーカー苦手なんだけどねぇ」ハハハ
サーシャ「そういう話を聞いているのではないのですが」
ワシリーサ「今回は大統領命令だったから動いたけど首相だったら多分……あ、腕の話? 実力は本物よん♪」
サーシャ「というと?」
ワシリーサ「戦争したくて堪らない……あ、何でもない。えっと、兎に角いつでもWW(世界大戦)を想定している部隊、かな」クスクスッ
戦闘狂(戦争病)軍人という訳か。
ワシリーサ「ええ。それに私達と同じ『陽の下に出られない』部隊だから……安心して頼りなさい」ポンッ・・・
サーシャ「……了解」コクッ・・・
まさに『同志』か。それから2,3留意点を聞き、任務の準備に移る。
ワシリーサは成教(東方成教会)のトップ陣と英国凄教と話をしてくると告げ、スィーっと消えて行った。
さぁて……一仕事、頑張りますか。
1002Res/1177.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。