572:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/16(金) 22:37:00.72 ID:UaUTwu/f0
<ワシリーサside>
クーニャ「……行きましたね」
ワシリーサ「ええ……さーて、私は引き続き頭の固いルーマニア成教の阿呆共と交渉かぁ」
クーニャ「隊長、それより前線で指揮を取って頂いた方が」
ワシリーサ「街二つくらい潰していいならねー」クスッ
クーニャ「ハァ……まぁ前線組がドニエストルに入りさえすれば< >もそう活動できないでしょう。抑止にはなります」
ワシリーサ「うーん。どうだか。結局サーシャちゃん待たないと今回の事件は動きが出ないわね」
クーニャ「サーシャ任せ、ですか……何だかんだで一番大変な枠ですね。アレイスターが如何動くか」
ワシリーサ「あら。動けないわよ」チラッ
クーニャ「え?」キョトン・・・
ワシリーサ「私が何の為にサーシャちゃんを送ったと思ってるの?」
クーニャ「そ、それは吸血殺しと親交が深い幻想殺しの……え? 違うんですか?」タラー・・・
ワシリーサ「勿論それもあるわ。でもね……それこそ抑止よ」
クーニャ「と、言いますと?」
ワシリーサ「こんな言い方したくないけど、謂わば冷戦戦法ね。私は都市へ『核』を送りだしましたとさ」
クーニャ「……は?」
ワシリーサ「無論、穏便に事を運ばせたいの。だから『核』レベルの力を持つサーシャちゃんを都市内で潜入活動させる」
クーニャ「……暴れられたら一大事、という事ですか」タラー・・・
ワシリーサ「都市の半分は消え失せるわね」ハハハ
クーニャ「しかし……それこそ『ヒューズ』が出てきたら」
ワシリーサ「だから『冷戦』なの。ロシアの核vs学園都市の核。もしサーシャちゃんが殺されても被害は一人」クスクス・・・
クーニャ「しかしサーシャは抵抗して、ドチラにしてもアチラは多大な損害と……隊長。発想が悪魔です」ジトー・・・
ワシリーサ「ま、サーシャちゃんが死なないって信じてるから出来る作戦なんだけどねー。何事も穏便に済むものよ」フフフ・・・
クーニャ「しかし、それは突入出来てからの話でしょう。大丈夫なんでしょうか?」
ワシリーサ「まぁ突撃部隊は実質囮だもの。アチラに届く作戦書を読んで、サーシャちゃんがそこまで頭が回らなくとも、彼女は回るわ」
クーニャ「特別部隊、でしたっけ?」
ワシリーサ「ええ……FSBやデルタ、MI:6なんかよりも、ずぅっと頭が切れる娘よん♪」フフフ・・・
クーニャ「その方とお知り合いなのですか?」ジー・・・
ワシリーサ「んー……とあるシスターとの間持ちをしてあげたのよ。ドイツ生まれローマ正教のシスター。魔術の業界でも有名な名前だわ」
クーニャ「……やっぱり、隊長の素性が謎です」タラー・・・
ワシリーサ「ふふふ。私の秘密を詮索すると食べちゃうわよー! まぁさておき……私達は今出来る事をしておきましょ」テクテク・・・
クーニャ「了解です」コクッ・・・
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