593:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/18(日) 03:47:04.01 ID:Fsztry7g0
敢えて名前は出さない。だが十中八九『彼女』だろう。
ステイル「……それで」ジー・・・
ローラ「私は最悪を危惧しとおるのよ。何か分かる?」
ステイル「吸血殺しについてか? 吸血鬼の存在云々とかほざいたら燃やすよ」ジトー・・・
ローラ「質問に質問で返す低脳なりけるのよ。神裂」チラッ・・・
神裂「……十字架、でしょうか」
ローラ「ビンゴ」コクッ・・・
姫神秋沙の『力』を押さえるケルト十字。アレの破棄、もしくは『鞍替え』が怖い……という事か。
ローマ「故に、『接触者』に監視をつけりよ。神裂」
神裂「はぁ……どうやって? アレイスターに協力は仰げないでしょうし、土御門は姫神さん本人に着く筈ですから」
ローラ「お馬鹿。何の為の潜入学徒にあられるか?」
神裂「あ、五和達」フム・・・
成程。天草式の若衆を使えば容易い事。
ローラ「ただ、あくまで監視。それ以上の手出しは御法度になりにけるわ」
神裂「分かっています。では早速建宮に指示させましょう」コクッ・・・
ステイル「…………、」タラー・・・
神裂「ではこれで……ステイル?」チラッ・・・
ステイル「あ、いや……何でも無い。今行くよ」カツカツ・・・
刹那、彼の表情が翳ったのをローラは見逃さない。
ローラ「ステイル」ボソッ・・・
ステイル「……何だ」ピタッ
ローラ「公私分け」ジー・・・
ステイル「……言われるまでも無い」カツカツ・・・
一度も上司の顔を見ず、部屋を出る少年。神裂は溜息をつき、一礼後、執務室を出た。
そして直ぐに、彼に追い付く。
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