620:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/21(水) 19:02:27.42 ID:bBzDPXqF0
―――とある3日目、PM04:30、日本・学園都市、第7学区、ファミレス『Joseph's(ジョセフs)』・・・(五和side)・・・
今更説明する必要もないが、天草式の若衆は学園都市に『情報収集』という名目で潜入している。
一般の学生に紛れ、何かしら『魔術』的なイレギュラーが無いか探るのが主な役目だ。
その若衆の筆頭として役職を与えられているのが私―――五和である。
学生として年長という立場でもあり、先輩方が私の実力を評価して下さっている故、今の立場に居るといった所だろう。
五和(……でもなぁ)ハァ・・・
正直、柄じゃないと思う。
基本的に自分は人を使うという管理職は苦手だし、逆に指示されていた方が楽で良いと思っている。
加えて立場上、お偉いさん(苦手な部類の人)とも顔を合わせなければならないのだ。
因みに、現在その立場上『上司』と待ち合わせ中。授業が終わり次第、即ファミレスで待ち合わせとの事。
一寸後、その『上司』が現れる。
土御門「いよぅ。待たせたな」ノシ
結標「…………、」テクテク・・・
潜入学徒の監視役―――土御門元春。私が現場の指揮云々役だとしたら、彼が管理監督役だ。
五和「こんにちは……って、結標さん?」ポカーン・・・
土御門「こっちは気にすんな。この後すぐ『ビル』行かなくちゃならねぇからにゃ」チラッ・・・
結標「ったく……香焼くん家で会うならまだしも、仕事でアンタと顔合わせるのは何か嫌ね」ハァ・・・
まったくだ。
土御門「さて。何で呼び出されたか分かるか?」ジー・・・
五和「仕事以外で貴方が私を呼び出すとは思えませんけど」
土御門「その仕事内容だぜぃ。まぁその様子だと分かってないみたいだな……結標、コーラ持って来い」フム・・・
結標「小間使いにすんな。テメェで持ってきなさい」ジトー・・・
五和「あ、私が持ってきますよ。結標さんは何が良いですか?」スッ・・・
土御門「五和っち……相変わらず、その性格はリーダーに向かないぜよ」ハァ・・・
五和「はい?」キョトン・・・
結標「ハァ……私が持って来るわよ。話続けときなさい」ッタク・・・
よく分からないが、すいません結標さん。
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