629:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/22(木) 00:18:19.66 ID:zaIuiHZo0
―――とある3日目、PM07:30、学園都市第1学区、マンション『ニューディレクターズ』(香焼宅)・・・香焼side・・・
もあいが頻りにベランダに出ようとする……何やら外が騒がしい。
テレビを点ければ分かる様に『テロ』紛いな事が起きてる様だ。
浦上「いやはや……物騒だネ。結構高い高度で動いてるみたいだけど……武装ヘリかな??」ボリボリ・・・
香焼「お前は平和だな……非常時だっていうのに」ハァ・・・
浦上「まぁ都市の防衛は完璧だからネー。こと軍事に関しては」
確かに。
香焼「調べに行かなくて良いのかな?」
浦上「警備員が出張ってるっしょ。もしくは……暗部がネ」
香焼「…………、」
浦上「あー、香焼が気にしてる様な心配は無いと思うヨ」
香焼「……は?」
浦上「誰かちゃんの事、気にしてんでしょ?」ニヤリ・・・
……否定はしない。
浦上「まぁあんなに高い所でドンチャンやってるからネー……最愛ちゃんは狩り出されないっしょ」
香焼「……さぁね」テクテク・・・
もあい「んなー」カリカリ・・・
TVで部屋から出るなという注意のテロップが出ているにも関わらず、ベランダに出る。
香焼「本当に、テロなのかな? 犯行声明は出てるのかな」ジー・・・
浦上「さぁ。でも声明なんか出したらテロっぽくないじゃん」
香焼「……とりあえず、自分達に連絡が来ないって事は魔術側によるテロじゃないんだね」
浦上「ハハハ。まぁ魔術師が武装ヘリ乗って奇襲しかけてきたらマジ爆笑モノだよ」フフフ・・・
香焼「いや。今の時代、魔術魔術しい輩の方がマイナーっすよ。文明の利器を使いつつ、如何こうするってのがメジャーだってば」
浦上「まぁねー……とりあえず、命令が来るまで大人しくしとこ。必要であれば嫌が応にも土御門さん辺りから連絡来るだろうし」
下っ端が勝手に調べに行ける話では無いという事か。今は黙って報告を待とう。
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