過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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650:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/23(金) 22:18:33.69 ID:OY42Yv3r0
だが怖気付いてなどいられない。
後ろからの奇襲を拒む為壁を背にし、スコープを着けた彼女に杖を向け、対峙する。


御坂漢子「ふむ……大人しく投降しては頂けませんか? とミサカは交渉します」ジー・・・

サーシャ「改めて第1の……でいいのでしょうか? 兎角、第1の返答ですが……返事は分かっているのでしょう?」ハァハァ・・・

御坂漢子「はぁ……ところで、銃は怖くないのですか? とミサカは原始的な戦闘法を取ろうとする貴女に尋ねてみます」ジー・・・

サーシャ「第2の返答ですが、怖くない訳無いでしょう。逆に第1の質問ですが、貴女は怖くないのですか?」

御坂漢子「さぁ。怖いと言えば怖い、とミサカは曖昧な返答をします」フフッ・・・


ヴォン……と揺らめくスコープの明かりが不気味だ。


御坂漢子「まぁ出来れば無傷で捕えよとの命令が下っているので、銃は使いません。とミサカは貴女を安心させます」ユラリ・・・

サーシャ「それはそれは。お優しいですね……ですが感謝はしませんよ」グッ・・・

御坂漢子「ええ。だって……、」ビジ・・・バジ・・・

サーシャ「っ!!?」ビクッ・・・


スコープとは別の青白い光が走る。


御坂漢子「……私達は『能力者』ですから。とミサカは銃より強力な己の『力』を貴女に見せつけます」フフフ・・・

サーシャ「チッ……学園都市……忘れてました」ギリリ・・・

御坂漢子「何度目かは分かりませんが、ミサカは貴方に投降を呼びかけます。手荒な真似はしたくないのです」ビジバジ・・・

サーシャ「ふー……ふー……、」ダラダラ・・・

御坂.jp「そして……状況は悪化するばかりですよ? とミサカは貴女に勧告します」ビリ・・・ビリビリ・・・

サーシャ「っ……第3の、返答ですが……投降は出来ません」ダラダラ・・・

妹達『では、荒療治です。とミサカは先に謝っておきます』ビジバジビリビリ・・・


如何する……圧倒的ピンチ……切り抜けるには、魔術を使うしかあるまい。
だが、先に会った優男の話では『対魔術師兵器』が大気に散布されているらしい。

急場を凌ごうと策を考えた瞬間―――杖が『青白い光』で弾き飛ばされた。
そして、それを持っていた右手が痺れる。弾かれた振動による痺れではない。何というか……痛さが違う。


サーシャ「電気……ですか」タラー・・・

御坂漢子「正解です……次は貴女に直接当てましょう。とミサカは警告します」テクテク・・・

御坂.jp「投降を。今ならまだ、悪い様にはされない筈です……とミサカは忠告します」ビジバジ・・・


嘘を吐け。
英国のシェリー=クロムウェルの話では、捕まった魔術師はモルモットにされる、との事だぞ。





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