過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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656:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/23(金) 23:40:03.93 ID:OY42Yv3r0
 ―――とある3日目、PM11:30、学園都市第7学区北部、とあるビル屋上・・・・・・









天草の若衆はサーシャ=クロイツェフの行動を唯只管監視していた。
知り合いである彼女がボロボロになる姿を見続けるだけという酷な任務だったが、公私は混同出来ない。

2人組(ツーマンセル)でも監視。現在、一番近場に居るのは浦上と同じくらいの年齢の男女。


時津「―――……此方、セル5。現在『水魔(サーシャ)』は都市の暗部と交戦中。6対1……いや、7人に増えた。圧倒的不利だ」Pi!

長与「同じく、セル5……多分、捕獲されるわ。ヤングボス(五和)……良いの?」ボソッ・・・

五和『此方ヤングボス……仕方ないわ。監視を続けなさい』Pi!


残酷だが、英国側は監視の命令しか出していない。
これはロシアと学園都市の問題故に、関与できないのだ。


長与「……サーシャ。如何なるのかしら」ジー・・・

時津「さぁな……捕虜にされてその内釈放されるかもしれねぇし、モルモットにされるかもしれねぇ」ジー・・・

長与「モルモットって……シェリーさんが昔受けたっていう、実験とかの」タラー・・・

時津「それだけで済まないかもな。情報に寄れば『天使(神の力:ガブリエル)』とも縁深いんだろ? アイツ……リアル解体とか」フム・・・

長与「っ……そんな非人道的な事……その時は、多分、女教皇様が助けに入るわよね」チラッ・・・

時津「分かんねぇよ……兎に角、見守るしかねぇだろ」ハァ・・・


此処に、我らが末弟分が居なくて良かった。彼なら命令も聞かず、あの中に突っ込んでいっただろう。


時津「ん……2人動いた。格闘に出るつもりだな」ジー・・・

長与「抵抗するかしら?」チラッ・・・

時津「するだろう。捕まったら如何なるかくらい検討は付いてるだろうし……何よりアイツにも任務がある」ジー・・・

長与「……無事、逃げる事出来れば良いけど」ムゥ・・・


彼女の無事を祈る事しか出来ない。
だが相手は暗部……そして戦闘のプロと云われる超能力者第3位のクローン兵団、妹達(シスターズ)。正直、魔術を用いても難しい。

遠目から見遣る彼ら。半ば諦めかけた……その時―――


サーシャ「っ……キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!!」イヤー!!


―――叫んだ。


時津「んなっ!?」ギョッ・・・

長与「ま、まさか……何で!?」キョトン・・・


関係者一同、誰もが目と耳を疑った。彼女が叫んだのだ。
まるで暴漢に襲われた、か弱い少女の様に。





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