663:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/24(土) 01:02:26.47 ID:ptH58nqY0
兎角、彼の後ろから離れず、逃げる隙を図る。
彼女達は彼の歩が進む度、後ろへ下がる。一見お馬鹿そうにみえる男だが、実力は本物なのかもしれない。
削板「何だ? 掛って来ないのか?」ジー・・・
海原「撤退します、と言ったら?」ハァ・・・
削板「追い駆けてケチョンケチョンにしてやらぁ」グッ・・・
海原「やれやれ。仕方ありませんね……スネーク、作戦を伝えます。妹達に流して下さい」ゴニョゴニョ・・・
御坂蛇「……了解」チッ・・・
隣のスナイパーに耳打ちする優男。そして何を思ったのか、下へ降りてきた。
削板「てめぇが……敵の親玉か? いや、死神博士ってとこだろう」
海原「何でも良いですよ。好きに呼んで下さい……5's、戦闘を許可します。全力でブツかって下さい。彼死にませんし、殺しはしませんから」
御坂5's「……了解」ニヤリ・・・テクテク・・・
削板「ん……オマエ……大能力者だな。他とは違ぇ」ジー・・・
御坂5's「さぁ。自分でも分かりませんよ。ただ他よりちょっと格闘に特化しているだけですから。とミサカは説明します」フフフ・・・
削板「へぇ……そりゃ楽しみだ」ニヤリ・・・
緊張が走る。そして……―――
御坂5's「来い! コッチだ! とミサカは壁を蹴って屋上に上がります!」バッ!!
削板「面白ぇ! 地面じゃ狭すぎる! 行くぞオラァっ!!」バッ!!
―――……えー。
御坂妹「やっぱFでしたね。助かりました、ミサカは安堵します」ハハハ
海原「という訳で……残念でしたね」フフッ
サーシャ「改めて、第1の質問ですが……こういう時、『不幸だー』って言えば良いんでしたっけ?」ハァ・・・
海原「お好きにどうぞ」ニヤリ・・・
御坂.jp「貴女の絶望は変わりないですけどね。とミサカは某ライダー風に言ってみせます」ビシッ!
再び、青白い光とライフルを構える彼女達。優男も何やら短刀の様なモノを……っ!?
サーシャ「黒曜石のナイフ……魔力……魔術、師、ですか」タラー・・・
海原「ええ。さっきも言った筈ですけどねぇ……まぁ貴女が最後の手段(魔術)を使わない様、保険を掛けただけです。基本僕は戦いません」
悪役も楽しいモノですね、と微笑む優男。
私は鉈を構えたが、それもライフルでフッ飛ばされた……これで……終わりか……
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