693:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/26(月) 02:10:37.18 ID:BCs1ctww0
さて、聞きたい事は大分聞けた。後は追々浮かんだ質問を聞いていく事にしよう。
サーシャ「あ、そうだ。第6の質問ですが、私の修道服(インナー)は如何しましたか?」キョロキョロ・・・
浦上「香焼が切り破いたヤツ? 悪いけど着れる状態じゃなかったから処分しといたヨ」
サーシャ「構いません……が、しかし第7の質問です。私は何を着れば良いのでしょう?」
五和「香焼が自身の服を貴女に、と用意しました。サイズは合う筈。他の衣装が欲しい場合は自分で調達でもしてください。関与はできません」
サーシャ「成程、そういう線引きですか。分かり易い……では第8の質問。2人はずっと此処に居るのですか? 私の監視という意味です」
五和「そうしたいのは山々ですが、そんなに暇ではありません。貴女の周りには常に複数人の監視者が居ますからね」
浦上「まぁでも目下に置ける時はなるべく、そうするつもりだヨ」
窓の外を見る。もしかしたら『望遠』で数名の天草式若衆が此方を見ているのかもしれない。
五和「私は今から土御門と話し合いがあるので一旦帰ります。浦上も一度何処かで帰る筈です」
浦上「色々準備があるからネー。あ、でも香焼が帰ってくる前にはもう一度此処来るから」
サーシャ「了解です……大丈夫です。第1の宣言ですが、コーヤギーが帰って来るまではこの家から出ません」
五和「ええ、宜しく。あ、因みに香焼にこの任務の詳細を伝えるかどうかは貴女に任せますよ。私共からは伝えませんからね」
サーシャ「……了解です」
中々酷な事を言う。仕事だから仕方ないが……遣る瀬無いな。
それではそろそろ、と五和が立ち上がった。
五和「あ、そうだ。ウラ、最後に質問!」バッ
浦上「私? 何カナ?」
五和「さっきの話の続きだけど……コウちゃん、昨日、一人でシてた?」ムフフ・・・///
サーシャ「ヴぁあぁっ!!?」ブッ!!
浦上「さぁ。自室(開かずの間)に入ってったからねぇ……でも、50%の確率でしてると思うヨ」ニシシ!
五和「お、おう」ポッ・・・///
消えろ。さっさと帰ってしまえ。そして2度と来るな。
五和「男の子だねぇ……あ、え、こほんっ! さておき……最後に情報を伝えますよ」
サーシャ「え? はい、何か」
五和「もしかすると、現在の3国の立ち位置が変わる可能性だってあり得ます。もし英国側が『協力』と宣言した場合だけ関与しますから」
浦上「余談だけど、今夜回線を使って統括理事長殿や英国からの代表、ロシアの代表がミニ会議をするかもしれないそうですヨ」
サーシャ「ふむ。了解です」コクン・・・
もあい「みゃん」トコトコ・・・
吉と出るか凶と出るか……それ次第で私の動き・処遇も変わってくるだろう。
私は近づいてきた猫さんを抱き上げ撫でて、とりあえず、時間が過ぎるのを待った。
早く『彼』に帰って来て欲しい……別に他意はありません。早くこの部屋からの拘束が解かれます様に、という意味です。
……そこの2人。ニヤニヤしないで下さい。本気で怒るぞ?
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