711:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/27(火) 02:21:57.10 ID:aOOsrV5h0
ローラのウィンドウが閉じて一寸後、新たに3つのウィンドウが開かれる。
彼女が言った通り、主教補佐と補佐次席の顔。そして……ロシア成教『殲滅白書(Annihilatus)』のまとめ役―――ワシリーサの顔。
土御門「なっ!?」ギョッ・・・
アレイスター『やぁ。麗しのワシリーサ』フフフ・・・
ワシリーサ『はぁい。アレクサンドル。そっちはこんにちわの時間帯よね?』フフフ・・・
至ってフランク。飄々と微笑する2人に、英国の3名は戸惑った。
アレイスター『さて。色々言いたい事があるのだが……誰から言うべきか』フム・・・
ワシリーサ『うーん。私と貴方の間じゃ、もう何も言う事無い筈だけど』アハハ
アレイスター『戦略兵器(サーシャ=クロイツェフ)を送り込んでおいて、よく言うよ』クスクス・・・
ワシリーサ『あらぁ酷い。サーシャちゃんは象徴兵士(マスコット)だとしても、兵器じゃないわよん』ムー
あくまで軽口。3名は呆れた。
ワシリーサ『ところで、サーシャちゃん元気かしら? もしかして捕まえちゃったとか?』ジー・・・
アレイスター『捕まえても良いのかい?』
ワシリーサ『凌辱は……ゲフンゲフンッ!!……拷問するのは駄ー目。もししたら私が直接、都市に入っちゃうぞ★』ニヤリ・・・
アレイスター『それは勘弁願いたいね』ハハハ
土御門「……アレイスター。コイツを呼んだ意味有るのか?」
アレイスター『ふむ……ローラが呼べと言うのでね。だが当の本人が消えたとなっては、困ったものだ』クスクス・・・
一体如何しろと……土御門は頭を掻いた。
アレイスター『兎角、君は後でだよ……では先に、ステイル。神裂』チラッ・・・
ステイル・神裂『『…………、』』
アレイスター『今回の件、如何始末をつけるつもりだい?』
ステイル『……先程データで送った通り、例の天草式若衆は今回の任務を知らない無関係者だ』
アレイスター『詭弁だね』
ステイル『そう思えるかもしれないが、実際此方としてもイレギュラーな事態に困っているんだ』ハァ・・・
アレイスター『では、神裂』チラッ・・・
神裂『私の……監督不行です。金銭で解決できるのであれば、私が賠償しましょう』コクン・・・
頭を下げる神裂。だが、それが通る相手では無いという事は分かっていた。
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