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732:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/27(火) 23:37:47.71 ID:aOOsrV5h0
そうでしたか、と苦笑するサーシャ。


サーシャ「……では、五和。お願いします」

五和「そうね……コウちゃん……いえ、香焼。天草式若衆筆頭として告げます。今から言う事を冷静に聞きなさい」

香焼「……はい」


真面目な表情。自分も畏まる。


五和「率直に言います……私達……英国清教は今回の事件、そしてサーシャが都市に侵入する事を事前に知っていました」

香焼「……え」

五和「無論、私も知った。そして浦上も、他の若衆も知っていました」


五和が言ってる意味が、分からない……僕は知らないぞ。


五和「そうですね……ええ。貴方の耳には入らない様、一同に注意しました」

香焼「え……な……どう、いう」

五和「英国からサーシャ監視任務の命が下っていた。しかし貴方はその任務から外した……意味が分かりませんか?」


理解できない。


五和「…………、」ハァ・・・

浦上「あのさ……簡単に言えば、公私混同を恐れたんだヨ。私達も、女教皇様も、マグヌス神父も……そして」チラッ・・・

サーシャ「……ええ。私もです」

香焼「っ!!?」ズキッ・・・


なんて……馬鹿げてる。


香焼「い、意味が分からないっすよ! 何で!? 如何して自分をハブる必要有ったんすか!!」ギロッ・・・

五和「浦上が言った通りです……貴方は、8対1で袋叩きにされているサーシャを見て、黙っていられますか?」ジー・・・

香焼「っ……そ、れは」チラッ・・・

サーシャ「…………、」シーン・・・


任務で、そうしろと言われているのであれば。


五和「無理ね」サラッ

浦上「無理だネ」サラッ

サーシャ「…………、」ハァ・・・

香焼「っ」ギリリ・・・

もあい「……なぅ」ジー・・・


腹が立つ……本音を言う彼女達。そして、図星だと思ってしまった自分に。





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