737:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/28(水) 01:26:45.35 ID:rlxf2Yfe0
素直に泊まって良いよ、と伝える。サーシャも御言葉に甘えます、と律義に頭を下げた。
浦上「ふふっ。まぁご飯とか風呂とかは『勝手に食べた』で通せるしネ」フフフ・・・
サーシャ「はい。第1の願望ですが、なるべく私が勝手にやった事として処理して下さい。これ以上、コーヤギーに迷惑を掛ける訳には」コクッ・・・
香焼「気にしなくていいのに」ポリポリ・・・
もあい「んなー」ジー・・・
サーシャは嬉しそうな、悲しそうな、怒っている様な……複雑な表情を見せ、僕に告げた。
サーシャ「……コーヤギー。第1の忠告です」チラッ・・・
香焼「ん?」
サーシャ「貴方の好意は嬉しいですが、自分の立場を弁えて下さい。言ってる意味、分かりますか?」ジー・・・
香焼「え……と」タラー・・・
五和・浦上「「…………、」」コクン・・・
彼女の言葉に同意するといった表情を見せる馬鹿姉2人。
サーシャ「仮にも貴方は英国傘下の人間なのです。敵では無いとはいえ、本来関与してはいけないのですよ」ジー・・・
香焼「それくらい分かってるよ……だけど、もう大丈夫なんでしょ」ウーン・・・
サーシャ「まるで分かってない……冷酷な事を言わせて貰います。ええ、互いの立場をハッキリさせる為にも言わせて貰いましょう」
香焼「……何」
サーシャ「第1の説教です……コーヤギー、貴方は馬鹿だ」ジー・・・
香焼「へ?」キョトン・・・
固まる。五和と浦上は笑う……かと思いきや、真面目な表情。
サーシャ「貴方は組織の人間です。私も、彼女達も組織の人間」
香焼「……分かってるよ」ムゥ・・・
サーシャ「分かってるくせに意図せずして公私を混同させる。貴方は無所属魔術師でも無ければ、上条当麻の様に好き勝手出来る立場ではない」
香焼「……だから、分かってるって」ジトー・・・
サーシャ「分かっていても、公私を混ぜる……そんなんだから任務から外される」ジー・・・
香焼「っ」グッ・・・
サーシャ「……嫌ってくれて結構です。今は、その方が互いの為でしょう」フイッ・・・
目を伏せるサーシャ。彼女の言葉に頷く五和と浦上……悔しいが、正論過ぎる。全部、僕が悪い。
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