752:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/29(木) 02:07:34.94 ID:hCLw235s0
部屋に戻ってきた五和は指で『OK』サインを作り、上条さんとの接触許可が出た事を示す。
サーシャはホッと胸を撫で下ろし、再度地図に向き直った。
サーシャ「問題は禁書目録ですね」ウーン・・・
香焼「何なら上条さんにアポ取ったら?」
サーシャ「どうやって?」
香焼「如何って……別に自分がメールしても良いし、五和がメールしても良いし」
サーシャ「では、お願いしましょう」
了解、と五和は上条さんにメールを入れた。
内容は『明日、お時間ありますか? 英国からの大事なお話です。禁書目録は抜きでお願いします』との文章。
数分後……返信。
五和「『大丈夫だけど、補講があるから遅くなるよ。放課後でも良いか?』……だってさ」
サーシャ「第2の質問ですが、大体何時でしょう?」
五和「通常授業が終わるのは4時前くらいで、補講となると……大体5時くらいが丁度じゃないかな」
サーシャ「了解です。ではその時間に……場所は……ふむ」ウーン・・・ジー・・・
浦上「そのまま上条さんの学校で良いんじゃないの? 一緒に『吸血殺し』も居れば、色々手間も省けるし」
確かに、説明と交渉が一度に済むな。
五和「そんじゃ『明日5時過ぎ、上条さんの学校付近で待ち合わせ』……これでOKね。送信っと」Pi!
香焼「うん。何とか明日のプランが立ったね」
サーシャ「はい。存外順風で驚きました」コクッ
浦上「ふむふむ……因みに、服は如何する? 今のままじゃ外歩けないヨ」
サーシャ「……そういえば」タラー・・・
今の彼女は着る服が無い。因みに原因は僕。
一昨日の、彼女の救急の際……思い出すのは止めよう。色々アウトだ。とりあえず服を破いた。
香焼「あー、自分の服で良ければ貸そうか?」
サーシャ「そ、それは、ちょっと……サイズは合うかもしれませんが……その」タラー・・・///
香焼「え?」ポカーン・・・
五和「ニブチン……ドンマイサーシャ」ハハハ
サーシャ「ベ、別に、えっと……っ……だ、第3の質問です! 浦上の服は借りれませんか?」チラッ
浦上「良いけど、大きいんじゃないカナ?」ポリポリ・・・
困った……下らない且つ根本的なミスだ。如何しよう。
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