769:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/10/01(土) 21:10:59.67 ID:cizlhlyt0
真面目に2限には遅刻出来ない、と浦上は五和を何時の間にか着替えさせ、ヘルメットを二つ準備した。
浦上「あ。私服買うならセブンスマートの『この店』行っておいで。此処に置いてる服ならこの街で自然と振る舞える筈だから」ポンッ
香焼「あ、うん」
その後、浦上が五和を引き摺りながら登校(遅刻)する。
さて、では僕らもそろそろ出ようか。
サーシャ「あの、改めて第1の質問ですが、猫さんは?」
香焼「もあい? ベランダ開けとけば勝手に何処かに遊びに行くよ」
サーシャ「……此処、かなり高い階ですよね?」タラー・・・
香焼「まぁ上手い具合に階段側に飛び移るんじゃないかな?」
もあい「んなぅ」コクコクッ
猫のする事に対して一々細かい事は気にしてられませんよ。
香焼「とりあえず第7学区に向かおう。そろそろ丁度良くバスが来るっす」
サーシャ「はぁ……了解です」コクン・・・スッ・・・
香焼「ちょ、そ、その帽子(ベール)は被っちゃダメ」タラー・・・
サーシャ「え?」ポカーン・・・
香焼「色々おかしいよ。そのままで良いから」ハァ・・・
サーシャ「しかし……落ち着かないのです。流石に何から何までいつもと違うと」ウーン・・・
まさに私服恐怖症だな。こりゃいかん。
香焼「何も被らない方が新鮮だよ。健康的で明るく見えるっす」スッ・・・
サーシャ「あ、勝手に……し、仕方ありませんね」///
もあい「みゃー」フシフシ
無理矢理ベールを取り、帽子掛けに掛ける。
因みに、武器の携帯はさせていない。あくまで『交渉』の使者という姿勢は崩させたくないからだ。
一寸後、僕らは都市バスに乗り、第7学区へ向かった。
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