826:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/10/04(火) 22:55:32.95 ID:cS565wnB0
―――とある5日目、PM05:30、学園都市第7学区、とある公園(イカれ自販機の在中)・・・・・
約束の公園自販機前。一応先方より前に着くのは礼儀だろうと早めに到着した。
辺りは放課後暇を持て余した学生や、野良猫がチラホラ居るだけ。
サーシャ「……大丈夫でしょうか」ハァ・・・
香焼「多分ね……ただデリケートな問題だから」
姫神さんの『血』は彼女のトラウマ。簡単な問題ではない。
だが、サーシャには『平和の為に』という理由がある。きっと無碍にはしない筈だ。
一寸後……人影が現れる。
香焼「……着たよ」チラッ
サーシャ「彼が、先ですか」ジー・・・
ウニ頭の高校生。
上条「お。居た居た! 悪い、待たせたか?」テクテク・・・
サーシャ「第1の回答ですが、そんなに待ってません……お久しぶりですね。上条当麻」コクッ
上条「うん。五和から連絡着てビックリしたけどさ。マジでサーシャ来てたんだ」ハハハ
まるで平和そうな表情。まぁもともと、裏側に関わる筈の無い人間だからな。
上条「というか……いつものコスプレ姿じゃねぇんだ」ジー・・・
サーシャ「こ、コスプ……変態!」ギロッ・・・
上条「あ、いや……あははは。えっと、そっちの方が自然だよ。なぁ、香焼」タラー・・・
香焼「え!? あ、うん……そうっすね」アハハ・・・
ぶっちゃけ、普段の服装に慣れたので、結構違和感あります。
サーシャ「第1の提案です……2人纏めて新しい『杖(えんま)』のカカシにしてやりましょう」ジトー・・・
上条「はい?」タラー・・・
香焼「さ、サーシャ! ジョークだって! ジョーク!」アタフタ・・・
サーシャ「……改めて第1の意見ですが、ゲスい冗談は嫌いです。言葉を選んでください」ジトー・・・
やれやれ。別に僕らが悪い筈じゃないんだけどなぁ。
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