843:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/10/05(水) 22:19:31.44 ID:svC+LibI0
御誘いは嬉しいが、まずはサーシャの用事を済ませねばなるまい。
8時過ぎでも良いか、と尋ねると『上条君がインデックスを押さえ切れたら。ね』と苦笑された。上条さん、真っ白ですよ?
姫神「ふふっ。冗談。ちゃんと待っててあげるから。早く用事済ませて小萌先生のお家で待ってる」
結標「ウニ条! いや、監督係! アイツのこと1時間半くらい我慢させなきゃダメよ!」ビシッ!
上条「死んでしまいます」キリッ
上条さんの為にも、急ぎましょうか。
サーシャ「ええ。では改めて第1の提案ですが、タクシーを捕まえて……―――っ!!?」バッ!
香焼「っ!!」バッ!!
上条・姫神・結標「「「え?」」」キョトン・・・
気配……いや、人払いの結界だ。
誰だ? まさか都市側の人間ではあるまい。交渉権は認めた筈だぞ。
サーシャ「複数の気配……魔術師か」キョロキョロ・・・
結標「チッ、敵なの? ったく……上条当麻。秋沙の盾くらいにはなりなさいよ」スッ・・・
上条「え、な……何事だ」タラー・・・
そして、足音。
結標「……は?」ポカーン・・・
拍子抜け。我々一同の知り合いだった。
土御門「まったくお前らよぅ……誰が聞いてるか分からねぇんだから結界ぐらい張って交渉しろよな」ポリポリ・・・
上条「え? 土御門?」ポカーン・・・
土御門「せいかーい。一応、そこの破廉恥女同様に『監督者』だぜぃ」ニコニコッ
飄々と此方に歩み寄って来る土御門。今更何だ?
土御門「いやはや。無事交渉は成功したようだな。おめでとう、サーシャ=クロイツェフ」チラッ
サーシャ「はぁ」ポリポリ・・・
土御門「カミやんと姫神にも迷惑掛けたなぁ。『魔術サイドと科学サイドのイザコザ(コッチ)』の話なのに申し訳無いにゃ」ハハハ
上条「いや、別にこの程度なら構わないさ。話し合いで済んだ分、いつもより楽だったぞ」
姫神「……そうね。彼女が約束さえ守ってくれれば。このくらい如何って事ないわ」
土御門「そう言って貰えると助かるぜぃ。あ、結標も一応御苦労さん。まさかボランティアで姫神の警護してくれるとはねぇ」ニヤニヤ・・・
結標「ヴぁっ!!? ち、違っ!!」カアアァ///
姫神「……ふふふ」クスクスッ
この人も何だかんだで友達想いなんだなぁ。まぁ基本『日常』を崩されるのが嫌いなタイプだからね。
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