872:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/10/07(金) 04:39:22.41 ID:rufkjsd30
さて、じゃあサーシャに診察に行く様伝え……あれ?
サーシャ「…………、」ムスー・・・
何故か、ぐでんっと布団の上に頭だけの乗せて転がっていた。
香焼「あれ? さ、サーシャさん?」ポカーン・・・
サーシャ「……寝ます」フンッ・・・
香焼「へ!?」キョトン・・・
サーシャ「疲れました。おやすみ!」ムンッ・・・ペタン・・・
香焼「あ、ちょ……やれやれ」フフフ・・・
ちゃんとベットに寝なきゃ疲れるだろうが、まぁ仕方あるまい。
近くにあったタオルケットを彼女に被せてやり、その後、自身も床についた。
香焼「電気、消すよ」チラッ・・・
サーシャ「…………、」ジー・・・
香焼「おやすみ、サーシャ」
サーシャ「……おやすみなさい、コーヤギー」ボソッ・・・
明かりを消す。
色々、大変な数日だった。だけど……貴重な経験も出来たし、初めて姉さんやステイルの為になれた。
こんな状況になってはいるけど、悪くない日々だったと思う。
サーシャ「…………、」グッ・・・
救われない者に救いの手を。その礎となる為だったら、自分の身体程度、主にくれてやろう。
それで友を救えるのであれば……例え、偽善だ独善だ自己満足だと言われようが、構わない。
現にほら、僕は生きてる……世界はそれほど残酷ではない筈。悲観する必要なんて、何もないのだから……―――
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