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885:第F話(18話)―――香焼「自分は案外……幸せっすよ」[saga]
2011/10/08(土) 21:02:37.91 ID:sYR9j9tK0
一寸後、熱めの紅茶を啜りながら、上条さんが口を開いた。


上条「香焼。神裂とステイルは来たのか?」チラッ・・・

香焼「え? 来てないっすけど、何で?」ポカーン・・・

上条「……そうか」フム・・・


何か気になる事でもあるのだろうか。


上条「いや、その内来るだろ。それより、あの後サーシャは?」

香焼「あ、手紙が届いたっす。えっと……はい」スッ・・・

上条「うん。読ませてもら……あー」タラー・・・

香焼「……上条さん」キョトン・・・

姫神「やれやれ。香焼くん。上条君が英語文章読める訳無いでしょ」ハァ


あー……なるほど。すいません。


姫神「私が読むわ。因みに。中身は私が読んでも大丈夫な内容なのね?」チラッ・・・

香焼「はい。その手紙は大丈夫っす」


小さく頷き、スラスラと日本語訳して上条さんに言い聞かせる姫神さん。


姫神「―――……だってさ」

上条「要するに、紛争食い止めたって事か」

香焼「それは政治家の仕事っすけど、和平交渉の『隔たり(オカルト)』は排除できたって事っす」

姫神「でも正直……『血』の悪用云々は。書状では分からないわね」ジー・・・

香焼「大丈夫っすよ。サーシャを信じて下さい」コクッ・・・

上条「ああ。俺も保証する」コクッ

姫神「……ええ。信じるわ」フフフ・・・


ロシアの他の人は知らないけど、サーシャは信じられる娘だ。


姫神「それにしても。この『ヴァロージャ』って人……もしかして」タラー・・・

香焼「え?」キョトン・・・

姫神「……あの子。将来大物なるわね」ポリポリ・・・


そういえば文章中に『ヴァロージャ小父さん』という単語が出てきたが、誰だろう。懇意にして貰ってる神父か司教様かな?




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