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894:第F話―――香焼「自分は案外……幸せっすよ」[saga]
2011/10/08(土) 22:52:32.52 ID:sYR9j9tK0
とりあえず立ち話も何なんで、何処か座りませんか?


黒夜「えー。私はアンタの病室がこの病院でトップクラスの個室だって聞いたから覗きに来たのになぁ」

絹旗「黙ってて下さい! てか帰れ!」ムギギ・・・

香焼「あー……じゃあ部屋行こうか」アハハ・・・

黒夜「わーい。絹旗ちゃんと違って物分かりの良い坊主ねぇ」フフフ・・・

絹旗「こ、いつ……すいません、香焼」ハァ・・・

香焼「あはは……とりあえず此処離れよう」タラー・・・


注目されて、たまったもんじゃない。
まったく何しに来たのか分からない少女が、僕らお構い無しにエレベーターに乗り込み、元の階のボタンを押した。
ご機嫌な少女……他方、微妙に不機嫌な最愛。何だこれ?

さておき部屋に戻って、彼女達に座って貰おうと椅子を出した。


黒夜「ん―……別に普通の部屋じゃねぇの? まぁ窓から見える景色は良いな」オー・・・

香焼「えっと」ポリポリ・・・

絹旗「……すいません。勝手についてきちゃいました」ハァ・・・

香焼「勝手にって……というか彼女は?」タラー・・・

絹旗「残念ながら、姉妹分ですね……超残念ながら」ハァ・・・


心底溜息をつく最愛。如何いう事か、詳しく聞いて良いのだろうか。


絹旗「いえ、放っておいて下さい。あ、これ御見舞です」スッ・・・

香焼「ん……ありがとう。丁度買いに行こうとしてたんだよ」クスクス・・・

絹旗「ふふふ。私の予想が一歩早かったですね」クスクス・・・

黒夜「……へぇ」ニヤニヤ・・・


そうだ。適当にお茶やお菓子食べて貰って構わないよ。


黒夜「んじゃそうすっか……コーラとか無ぇの?」ガチャッ

絹旗「こ、こらっ!!」ジトー・・・

香焼「あはは。流石にコーラは置いてないなぁ……紅茶とか緑茶だよ」

黒夜「使えねー。あ! ブジ屋のエクレア有んじゃん! 頂きー!」フフフ・・・

絹旗「っ……いい加減にして下さい」ピリピリ・・・

黒夜「ふぁ?」モガモガ・・・


確かに……あまりに礼儀知らずかな。




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