899:第F話―――香焼「自分は案外……幸せっすよ」[saga]
2011/10/09(日) 00:26:17.00 ID:oiuxRiMq0
ガシャン……と、床に落ちてしまった。
絹旗「あ……香焼!」バッ!!
香焼「痛つぅ……ご、ごめん」イテテ・・・
絹旗「い、いえ……すいません。頭に血が昇ってしまいました」スッ・・・
黒夜「チッ」ドサッ・・・
最愛の介助でベットに戻る。黒夜は不貞腐れながら椅子に座った。
絹旗「黒夜……お願いですから……帰って下さい」ペコッ・・・
黒夜「……ふんっ」テクテク・・・
香焼「待って」
絹旗・黒夜「え」「あ」ピタッ・・・
香焼「……またおいで」コクン・・・
絹旗・黒夜「「……は?」」キョトン・・・
この子も多分、最愛と同じなのだろう……『姉妹分』の意味が分かった。
黒夜「憐れみか……娼婦扱いすんなっつの。私はソイツみてぇに簡単に股開かねぇぞ?」
香焼「残念ながら自分は敬虔なクリスチャンでね。そういう淫行は罪悪とする所だ」
黒夜「はっ。どうだか……私が出てったらナースプレイでもするんじゃねぇのか?」ハハハ
香焼「ねぇ、黒夜。そういう言葉でしか話せないの?」ジー・・・
黒夜「は?」キョトン・・・
絹旗「……香焼」フルフル・・・
いや……此処で見捨てたら、教義を捨てる事になる。
香焼「何でそんなに不良ぶってるか知らないけど……『似合わない』よ」フフッ
黒夜「っ!!?」ギョッ・・・ゾクッ・・・
絹旗「……はぁ」ヤレヤレ・・・フフフ・・・
何とも言えない表情をする黒夜。呆気に取られて苦笑する最愛。真顔の僕……変な空間だった。
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