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901:第F話―――香焼「自分は案外……幸せっすよ」[saga]
2011/10/09(日) 01:10:14.51 ID:oiuxRiMq0
刹那……ゲンコツされた。


香焼「ふぁえ!?」アイタ・・・

絹旗「……馬鹿です。超馬鹿です」ハァ・・・

香焼「い、いや、だってさぁ」ムゥ・・・

絹旗「分かってますよ。今更香焼の甘ちゃんについて説教垂れる気はありませんから」ヤレヤレ・・・


ベットに両肘をつき、目だけでコッチを見る最愛。


絹旗「でも、ほんと、一歩間違えればあの子に刺されてましたよ」ハァ・・・

香焼「大丈夫だよ。最愛の姉妹分でしょ?」ハハハ

絹旗「だからぁ……もう良いです。諦めます」ヤレヤレ・・・


そうしてくれ。


香焼「まぁでも……初めて会った時の最愛よりは、人間味があったよ」

絹旗「はい?」キョトン・・・


怒らないで欲しいんだが、初めて会った時の最愛は『無感情』の塊だった。
その点、黒夜は過剰な程『感情』を剥き出しにする。此方の方が崩していきやすい。


絹旗「…………、」プクウゥ・・・

香焼「ああ、もう怒らないの……ほら、今の最愛は違うでしょ」ポンッ・・・

絹旗「……そうでしょうか」ムゥ・・・///

香焼「うん。とっても人間。超人間」ナデナデ・・・

絹旗「私……人間ですか……そういう風に言われたのは初めてです」エヘヘ///


人間はエロス的(人間性)な感情と触れ合い、そこで初めて『社会性(こころ)』が生まれる。
あの子も、もっと周りの愛情(アガペ的な)を知れば、社会性が生まれてくる筈だ。


香焼「だから、最愛……彼女を見捨てちゃダメだよ」ポンッ・・・

絹旗「……努力はします」


『救いの手』は、誰でも平等に、差し伸べられなければならないのだから。




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