過去ログ - 【空中要塞】エースコンバットのSSを書くスレ【トンネル】
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573:アメジスト1[sage saga]
2011/11/14(月) 21:05:34.75 ID:M3aOoFUDO
「あら、私に着いてきたの?」

女侯爵の後ろに着いた無人機達はどんどんと加速するが

「良い子ね……じゃあこれでどうかしら?」

単純なAIだったのか二次元推力偏向エンジンを用いたコブラのような機動にまんまと引っかかり、オーバーシュートされた

「墜ちなさいっ!」

オーバーシュートに気が付き、機銃射程外へ加速した無人機ではあったが長距離ミサイルからは逃れられず更に二機が空から排除される

「サイファー、このAIの戦闘レベル低くないか?」

目の前の蝿を手応え無く撃ち墜として、思った疑問が妖精の口をつく

「まあ編隊飛行だけは上手いんだけどな……これの何処が熾烈なんだよ?数か?」

無人機達はどこぞのアグレッサーや曲芸飛行隊並みの派手な飛行を編隊で行うも、ほとんどデコイ状態に成っていた

「中佐、後何機ダ?」

「今エイラさんの墜とした機体以外は後五機よ」

「ならもう一丁いただきダナ」

聞いた直後に二機墜とし、敵の数を減らす

「さ〜て私のこれで最後だな!」

グラマーな兎が派手な塗装の無人機を旋回ざまに墜とし、迎撃機は空から居なくなった

この間実に六分と五十二秒


「あちゃあ……やっぱり殺られちまったか」

「当たり前ダロ」

「まあ彼女達は僕らが頂くけどね」

「よし、ヴィルコラク遊撃隊!作戦開始だ!」

三度目の正直とばかりに狼達は襲いかかる

「この編成は……ヴィルコラクだ!」

「げっ……またこいつらカ……」

「おう!そのエンブレム!嬢ちゃん久しぶりだなあ!あんときの約束通りめちゃくちゃにしてやるぜ!」

首長龍退治で相対した二人がまた出会う

「へへ、俺にあんたが追い付けるのカ?」

「おっと!私が誰か知ってて言ってるのか?私は『グラマラス・シャーリー』だぞ!」

兎は固有魔法の加速でMIG―31に颯爽と追い付き、攻撃を加え始めた

「ふぅん……バラウールの時のタイフーンのもう片方か」

「舐めてもらっては困りますわよ!」

青の一番とも呼ばれる彼女とキリアコフがほとんど同じ空域をキープして激しいドッグファイトを繰り広げる

「貴方がこの狼部隊の隊長さんかしら?」

「そう言うのならそちらもか」

何時の間にか隊長対決となり、お互いの隊のプライドにかけて譲れなくなった二人

「それに私負けられないのよ!狼にはね!」

自身の使い魔が狼の彼女は同じ狼のヴィルコラクに負けられないのであった


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