過去ログ - 【空中要塞】エースコンバットのSSを書くスレ【トンネル】
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609:アメジスト1[sage saga]
2011/11/20(日) 23:44:28.19 ID:sVBt08qDO
「本当によくやったわ宮藤さん!さああとは陽動隊……流石ね〜みんな!」

ロックオンが出来るように成ったと伝えようとして女侯爵は気が付く

「そりゃ散々撃ちまくられたしな!」

「気が付くよ〜あんな音すればもうロックオン出来るってさ!」

「これでどうかな!」

「甘いぞハルトマン!」

先の陽動隊の面々は爆発を確認して即座に攻撃を開始、既にほとんどの対空兵器を破壊していた


「機長……」

「まさか再びここまで追い込まれるとはな。しかし我らにはあと二つ力がある!」

「バラウールとHI―TASMですね?」

「そうだ。現在こちらにジャミングが無い状態だからこそ放つべきだ」

「了解です。HI―TASM発射準備開始!くっ一発しか発射管が……高度はどうします?」

「この機の高度で良い。オルゴイより装甲は固いのだ……耐えられる!」

「高度はスピリダスVと同高度!」

「よし……発射!」


「次はエンジンだ!ペリ犬、リーネ!ミサイル全弾ぶちかませ!」

「「了解!」」

左右のエンジンへHI―TASM破壊チームが攻撃を開始すると

「ん……いけない!」

「なんだ?ミサイル発射管が……」

──亡霊の損傷したと思われたミサイル発射管が一つだけ起動したのだ

最大限の悪意を撃ち出す為に──

「間に合って!」

固有魔法により亡霊の外部、内部を問わず視ていた女侯爵だけが気が付いたその予兆

「みんなっ……万が一の為に魔力を機体に張っておいてねっ……」

「何!?……はっ!そのミサイルは燃料気化か!?」

侍が固有魔法の魔眼を用い、上昇する悪意の正体を見定める

「美緒……もし何かあったら後を頼むわ」

「縁起でもない!何を言ってる!?」

悪意を追跡して上昇する彼女から弱音が聞こえる

「そうね……みんなを守るんだからっ……」

「ミーナ!?」

「当てるっ!当たって!」

悪意に向かって放たれる無数の弾丸

それらは確実に中心を直撃し──悪意が爆ぜる



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