過去ログ - 【空中要塞】エースコンバットのSSを書くスレ【トンネル】
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617:アメジスト1[sage saga]
2011/11/20(日) 23:55:04.10 ID:sVBt08qDO
「美緒……貴女それって……早すぎるわ」


「でも……これで良いか?ミーナ」



──宮藤芳佳軍曹、14歳

扶桑皇国海軍遣欧艦隊第24航空戦隊288飛行隊所属
第501統合戦闘航空団「STRIKE WICTHES」派遣

宮藤軍曹は2010年07月23日深夜から24日早朝にかけての敵空中要塞スピリダス迎撃作戦である『砂漠の東雲』作戦に参加
当作戦に於いて、スピリダスに搭載されていたレドームを破壊
その直後、機載兵器であったバラウールによる所属基地への砲撃阻止の為、再度攻撃を敢行
これの破壊に成功し、軍曹はスピリダスを撃破
しかしバラウールの破壊時に砲撃に巻き込まれ行方不明となる
彼女の乗機ASF―X 震電Uの残骸は発見されず、遺体も回収されていない
この機体は彼女の父親である故宮藤一郎博士の設計によるものであり、当機は初の実戦投入でもあった

追記
彼女は前日の核ミサイルサイロ制圧戦にもF―35に搭乗し、参加
コントロール施設への直接攻撃に成功している


「ええ、これで良いわ……美緒?」


「私が連れてきたのにな……まだ訓練学校に居たあいつを……」


「守れなかった……私の僚機を……」


「……私もよ。あの娘を守れなかった……そして編隊機を守れなかったのは」


「こんなものでも書かないと気が狂いそうなんだ……お前も宮藤もいっぺんに失う所だったから……ミーナっ!」


「美緒……」


「ミーナ……それでも今だけはこうさせてくれ。お前だけでも……お前が居てくれるから私はまだ戦えるんだ……」


「芳佳ぁ……なんで芳佳が」


「ルッキーニ……あいつがこの基地を守ってくれたんだぞ……感謝しなきゃっ……くそっ」


「こんな死に方なんて……あり得ねぇだろぉ……」


「おかしいよね……私ですらミサイル直撃で死ななかったのにあの魔力で誰よりも厚いコーティングの出来る宮藤がだよ?」


「あいつに限って……か。それが通用しないのが戦場だ……覚えておけ」


「うん……そうするけど納得いかないや。トゥルーデ自身がそうなんでしょ」


「……っ。あいつは私の妹に似ていたんだ」


「みんな解ってたよ。トゥルーデがあんまり関わらないようにしてたのもね」





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