過去ログ - 純憂「「さるかにがっせん!!!!!」」
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202: ◆GLPLA.M.6I[saga]
2012/03/22(木) 23:30:51.66 ID:OfWAyg1Ho


母ガニの告白に、臼・ハチ・栗そして子ガニは思わず耳を疑いました


「おかーさん……それって、本気……ブク?」

「えぁ、本気ですカニ」

「でも、どうしてドスン?」

「……こう言ったら失礼かも知れませんが……、我が子を守りたいからですカニ」

「……我々だけでは不安が残る……ということクリ?」

「そう……捉えていただいても、構いませんカニ」

「だ、だけど、身体の具合は大丈夫なんですブン?」

「まぁ、無茶をしなければ大丈夫ですカn」
「それって、無茶をしたらダメだって言ってるようなものブクゥゥゥゥゥッッッッッッッ!!!!!!!」


子ガニの悲痛な叫びが室内に響き渡ります

臼・栗・ハチはまるでその叫びが我が身に突き刺さるかのような表情を浮かべ、思わす顔を伏せました

しかし、母ガニはそれに全く動じることなく子ガニを優しく抱きしめて話しを始めました


「……ねぇ、お母さんの事……心配?」

「心配ブク!だって、だって……グズッ……おか、おがしゃん、ヒグッ、けが、いたいの、エグッ、なおざなぎゃ」

「……そうだよね、早く元気にならないとね……」

「そうブグゥ!!ぞ、ぞうじないど、グズッ、おがしゃ、ウグッ、じ、じんぢゃうブグゥゥゥゥゥウァァァァァァーーーーーーーーンンンンン!!!!!!!!」

「……おまえは優しい娘だね……。でもね、子ガニ。私も心配なんだよ、子ガニの事が」

「ヒグッ、どう……エグッ……して?……ヒッグ」

「……ねぇ、子ガニ……おまえは今、無理をしていないカニ?」

「……グズッ……して、ない……ヒック……ブク」

「……おかーさん、うそつきさんはきらいですよ?」

「……グスッ……ごめん、なざい、ブク……ヒック」

「もぉ……変なところまでお母さんに似なくても良いのに……」


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