過去ログ - 純憂「「さるかにがっせん!!!!!」」
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227: ◆GLPLA.M.6I[saga]
2012/04/14(土) 22:43:29.39 ID:VWE2MVbYo


「ぬっ!くっ!このっ!!」

「臼さん、どんなあんばいクリ?」

「みてのっ!とおりっ!どすん!!……全然切れないドン……はぁ……」

「そんな臼さんのために、子ガニちゃんを連れてきたブン」

「あ、あの……私のハサミなんかで……大丈夫ブク?」


その声を聞いた臼は、満面の笑みで子ガニに答えました


「もちろんドスン!!というか、これは子ガニちゃんじゃなきゃ出来ないことドン!!」

「そ、そうなのブク?」

「じゃぁ、物は試しにこれを……ここら辺で切ってみるドン」


臼が目の前に置いたのは全長七十センチほどのひじき

子ガニは臼が指し示す場所にハサミを入れ、気合いの声と共に力強く閉じます


「えいっっっっ!!!!」


バチンと言う音が響き、何かが落ちる音がしました


「……きれ……た……ブク?」

「どれどれ……。うん、ちゃんと切れてるドン」

「ほ、ほんと……ブク?」

「本当ドスン。ほら、自分の目で確かめてみるドン」


そう言いながら、臼は持っていたひじきを置きました

同じような長さの中に二本だけ、丁度半分程度に切断された物が有ります


「おぉー、これは見事な切り口クリ〜」

「スパッと綺麗に切れてますブン……ん?子ガニちゃん大丈夫」


ハチの声に残る二人も子ガニを見ました

具合が悪いのでしょうか、うつむいたまま小刻みに身体を震わせています


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