過去ログ - 純憂「「さるかにがっせん!!!!!」」
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◆GLPLA.M.6I
[saga]
2012/09/08(土) 23:30:54.31 ID:pyx06g6do
「逃げても無駄だウキィィィィィ!!!!」
サルの攻撃は安全だった場所にまで及んできました
「こ、ここまでは届かないはずだブゥン!!」
「さっきまではな……肩も暖まったし、脚の距離感もつかめたから……本気の総攻撃だっキィィィィィィィィ!!!!!」
「な、なんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
更に激しさを増した攻撃がハチを襲います
本来ならばこのまま上空に向かうのが筋なのですが……
サルが絶妙な間隔でイガを後方に投げ入れる為、それすらも難しい状況です
「ほらほらほらほらほらほらほらほらぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!!」
「てやぁっ!!たぁ!!とぉ!!!!えぇいっっっ!!!!!どりゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」
攻撃の手を休めず投げ続けるサル
必死のの形相で守りに徹するハチ
体力勝負の様相を呈してきたこの戦い
結末はそれ程の間もなく訪れました
「うききききききききききききぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
「でぃっっっ!!ぬぉっ!!やぁっっっ!!!のわっっっ!!!あっっっ!!!!きゃぁぁぁぁぁーーーーーーっっっっっっっ!!!!」
イガに弾かれ手から滑り落ちた槍に気を取られたその一瞬が命取り
ハチは目前に迫るイガを避けきることが出来ず、無様に地面へと墜されました
「……ハァ……ハァ……良い勝負……だったウキ……」
ハチは土の上に横たわったまま全く動きません
「……止めを……刺させていただくウキ……」
手近にあったひときわ鋭く輝くイガを掴み、ハチに近づこうと歩き始めたその時
「うふふ〜、私はイガじゃ無いウニィ〜」
そんな声が手元付近から聞こえました
「だ、誰だッキ!?」
「えっと〜、ウニって言います〜。会って早々で悪いんですが〜」
「な、なんだウキ?」
「お仕置きチクッッッッッ!!!!!!!!」
「う、うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
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